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数人を撮る時の声かけ

By | 2018年2月16日

こん写真は+act. ( プラスアクト )―2018年 3月号で撮らせてもらった写真です。

こういった動きのある写真を撮る時は

全員の動くタイミングを合わせるための声掛けが大切です。

 

こういった動いた写真を撮る時

あなたでしたら、どんな声掛けをしますか?

 

人それぞれ違うと思います。

 

僕がこの写真を撮る時に、なんて声かけをしたのか知りたいでしょ?

そんなこと、教えませんよ!!

 

冗談です(笑)

 

この時はですね

映画監督のように「よ〜い、スタート!!」という声掛けをしました。

 

5人が前に歩いているという写真が欲しかったので

「よ〜い、スタート!!」が、いい!と思ったのです。

 

やってみたら、本当によかったです。

 

実は3歩以上前に進めないくらい狭いスタジオだったので

2歩、歩いたら後ろに戻ってもらって、また2歩前進してもらう

ということを数回やってもらいました。

 

こういう時って、カメラマンは焦ります。

 

なぜなら、

広告ではないので

いいショットを撮るために10回も20回もお願いできませんからね(笑)

 

どんなに多くても5回が限度です。

だから、全員のタイミングが合わなければいけません。

その為にカメラマンの声掛けはとても大切なのです。

 

自分でいうのも変だけど(笑)

今回の「よ〜い、スタート!!」はぴったりでした!!

 

 

実は、人を撮る時に一番大切なのは

カメラやレンズやライティングではないのです。

 

撮りたい表情になってもらう「声掛け」なのです。

 

僕はプロになってから、俳優、タレント、モデル、アイドル、アーティスト、スポーツ選手、政治家、小説家、教授、医者、社長、そして、一般の人達、それもお年寄りから子供まで、1人もありグループもありと、1万人以上の人を撮っらせてもらいました。

その中には、笑顔が欲しいのにご機嫌が悪くてまったく笑ってくれない人や、

こちらが何も言わないのに素敵な笑顔をしてくれる人

とにかく、色んな人がいました。

 

僕がプロになって2年目の時に、某小説家さんを撮らせてもらった時の話です。

 

クライアントさんから「いつもしかめっ面が多いので、宅間さんには笑顔の写真を撮って欲しい」と言われていたので

 

「はい、任せて下さい!」と自信満々にこたえたわけですね。

そして、撮影当日

カメラを向けてごくごく普通に「笑顔もらえますか?」と言ったわけです。

すると

「僕はモデルでもないし、タレントでもないんだ!」

「笑顔なんてそう簡単にできるわけないだろう!!」

「私をなんだと思ってるんだ!」

と、おもいっきり怒られたのです。

 

もう、その場がし〜〜んとなり

 

僕は、体が凍りつきました(笑)笑ってる場合じゃないんだけどね。

 

当然、撮影後にクライアントさんにはメチイャメチャ怒られるし

僕自身「あ〜〜もうダメだ〜〜!!」と、数ヶ月、立ち直ることができませんでした。

 

独学の僕は、プロカメラマンが人を撮る時にどんな声掛けをしているのか?

なんて、まったくわかりません。

 

それまで撮らせてもらってたアイドルや女の子達は

カメラを向けたら、僕が何も言わなくても

カワイイ笑顔をしてくれたので

 

誰を撮る時でも

笑顔が欲しい時は

「笑って下さい」で大丈夫!と、勝手に思っていたのです(笑)

この出来事から数ヶ月後

落ち込んでる場合じゃない

独学の僕は、こんなことでは絶対にダメだ!!

あのクライアントさんからは2度と仕事の依頼はこないけど

いい経験した!

と前向きに考え直して

今後の為に対策を練ったのです。

 

そして

撮る人の男女別、職業別、年齢別、個人、団体、途中から犬(笑)

でに分けて

「どんな声掛けをしたら撮りたい表情をしてくれるのか?」ということを考えたのです。

 

そして、撮影があると、色んな声かけを試してみました。

気がついたら、数年後にはあらゆる人に対応できる

僕オリジナルの「声掛けデーター」が出来上がっていたのです。

 

実は、この声掛けデーターをテストしている間に

表情だけではなくて

動けない人、動ける人

つまり、

どういう声掛けをしたらいいポージングをしてもらえるのか?

というデーターまでできたのです。

 

それも、撮る人の男女別、年齢別、職業別、個人、グループのです。

 

そして、決めました

僕が実践で得た「声掛けノウハウを教えよう!」と

声掛けを教えますけど、メインはポートレートライティングです。

 

★今年の4月から9月までの全6回

毎月1回(第2か第3土曜日)に、ワークショップを開催することにしました。

 

このワークショップは、

スタジオや部屋で撮るライティングを徹底的に学びたいという人が対象です。

今までワークショップをやる時は、15〜20人という人数でやっていましたけど、

今回は、1人1人が確実に撮れるようになるまでていねいに教えたいので

6〜8人という少人数にします。

 

だから、スタジオ代や機材費を考えると今までより会費はおもいっきり高くなります。

 

でも、全6回のこの講座を終了したあとは

タクマクニヒロが

・スタジオや部屋で撮る自信がなかったあなたを

・いい表情を撮る自信がなかったあなたを

どんな状況でも、どんな人でも

「はい、任せてください」と自信をもって言えるカメラマンにします!!

 

このポートレート実践ワークショップの詳細は

3月になったらこのブログでお知らせしますので

興味がある人は、もう少しお待ち下さい。

 

今回募集するのは小人数です。

実践ワークショップの募集を告知して、定員になったらすぐ締め切りますので

「ブログ見るの忘れていました〜」って言ってもダメですよ(笑)

興味がある人は、3月になったら必ず告知をしますので見忘れないようにね!!

 

ライティングはDVD1(スタジオライティング実践編)で紹介しているフロントトップを横に2灯並べています。
動き感がでるように、足元に影がでるライティングにしました。

撮影データーは、ISO1000・S200・f8、レンズは24〜70mズームの35mくらい。
スタジオなのにISO1000にしたのは、ストロボのチャージをできるだけ早くしたかったので、ストロボの出力を最小にしたからです。
色合いは、編集でカラーを抑えて少しだけモノトーンな感じに仕上げています。

★★★★★★★★★★★★★★★