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ひさびさのコンサート撮影の話。

By | 2017年10月5日

先日、約10年ぶりにコンサートの撮影をしました。

僕はここ10年

1つの必要なカットを撮るために与えられた撮影時間が

15〜30分という仕事がほとんどです。

だから、写真を撮るための集中力も15〜30分あれば十分です。

ところが・・・

コンサートは、ファインダーを覗きながら

90分〜120分

ず〜〜と集中する必要があります。

陸上競技で例えるなら

100mの短距離走とマラソンくらいの差があります。

今回のコンサート撮影の依頼が来た時、

今の僕にはそんなに長い時間

ファインダーを覗きながら被写体に集中するのは無理だなぁと、

分かっていたのでお断りしたのです。

でも・・・

「どうしても撮って欲しい」とお願いされたら

「なんとか、撮ってあげたい」と思うでしょ!

僕もそうです。

でも、集中力が持たないかも?という不安があります。

そこで考えたのが・・・

元アシスタントで、今、プロカメラマンとして活躍しているN君と

カメラマン2人体制で撮ればどうだろう?という案です。

クライアントさんも、了承して下さったので

N君と2人体制で、コンサートの撮影をすることになったわけです。

当日は、僕が300mmf2.8と70〜20mmの2本
N君が300mmf4と70〜200mmと24〜70mmの3本のレンズ持って、
会場に行きました。

リハーサルで撮れる場所を確認し

僕は、「ひさびさに300mmf2.8を手持ちで撮るぞ〜!」って

張り切っていたのですが・・・

もう、重たくて重たくて

300mmf2.8を手持ちで撮るのは、3分が限度でした(笑)

大きいレンズを手持ちで撮ってるスポーツカメラマンって、凄いなぁ〜と感心。

結局僕は、300mmに一脚を付けて撮ることにしました(あ〜情けない)

昔の僕だったら、コンサートで一脚なんか使ってるカメラマンがいたら

「バカじぁないの!」って、おもいっきり笑ってました。

普通のコンサートでは一脚なんかNGですけど、

この撮影は、会場には僕らしかカメラマンがいなかったので大丈夫だったのです。

僕は300mmを一脚に付けて撮影

そして、若くて体力のある君には

動き回って撮ってもらうことにしました。

撮影前にN君に

「ところでカメラの設定どうするの?」と聞いたら

「マニュアルで撮るつもりです」と一言

「えっ、コンサートって明るさ調整大変だよ!それでもマニュアルで撮るの、お前ってカッコイイなぁ〜!!」とホメまくりました(笑)

僕はマニュアルで撮る自信はないので、絞り優先のオート設定。

今のカメラは、シャッター音が気にならないサイレントモードで撮れるし

オートで撮った写真が暗かったり、明るかったしても

あとから自由に修正できるので、撮ることに集中できて本当〜に楽ですね。

今回、約10年ぶりにコンサート撮影をして思ったのは

コンサート撮影って、集中力と体力がいるなぁ〜と

つくずく思いました。

コンサートが終わった時には、
フルマラソンを走りきった後にようにもうぐったりです。

フルマラソンは走ったことないですけどね(笑)

実は、

今回の撮影でカメラマンがやってはいけないことをやってしまったのです。

それは・・・

ファインダーを覗いてると、歌っているアーティストをアップで見ることができます。

僕は、なんと・・・

ファインダーを覗きながらアーティストの歌に聞き惚れてしまったのです。

アーティストの素晴らしい歌が、

僕の心と身体中に染み渡ってくるんですよ。

いちファンになって、感動に浸ってたのです。

そして「あっ、シャッター押さなきゃ!」と、我に返ったわけです(汗)

こんな経験、初めてでした。

コンサートを撮るプロカメラマンとしては、失格です。

そんな僕とは違って

会場中を走りまわって撮ってるN君の姿をみて

「あいつカッコイイなぁ〜」って思ったわけです。

今回の仕事では

師匠の僕と弟子のN君の名前が一緒に掲載されます。

うれしいですね!!

N君は今回の撮影で、クライアントさんに実績を知らしめたので

これからは、このクライアントさんから
コンサート&ライブ撮影の依頼がいっぱい来ると思います。

N君はとにかく、撮ってる姿がカッコイイのです。

写真がうまい人は、撮ってる姿を見ればわかります。

ちなみにN君は、女性だけどね。

あの姿は女性が見ても「カッコイイ〜」って思うだろうね。

それでは、今日も1日

今の自分がやるべきことにベストを尽くしましょう!!

現状を変えることができるのは周りの誰でもない、あなたの行動だけ!!




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