出版社への売り込み ブックは何でも撮れますではダメ。

By | 2016年8月20日

僕が開催しているマンツーマンワークショップの生徒さんからうれしい報告がありました。

ご無沙汰しております、
タクマさんのマンツーマンワークショップの効果により
2社様よりお仕事をいただきました。
どちらも納品も終わりまして、
とても喜んでおられました。

タクマさんのおかげで、私ひとりでは
こんなステキなお仕事に巡り合うことはなかったと思います。

タクマさんにアドバイスしてもらいながら作ったbookの内容ですが、
すごく気に入ってもらっております。

風景スナップの方は「Tさんの今の感じが詰まってていいですね」などです。
また印刷した人物撮影の冊子も仕事先で配りまくっており、好評です。

マンツーマンワークショップで相談していなかったら、
こんなにクラアイアントさんに受けるテーマで作品作りはしておりませんでした。

かさねかさね、ありがとうございます。

という報告がありました。

Tさんは,もうすぐ40歳になろうというプロカメラマンの方で

仕事が先細ってきたので、

「もっと仕事を増やす方法を教えて欲しい」

という思いで僕のマンツーマンワークショップに参加しました。

すでにブックも作っていたので、見せてもらいました。

ブックを見て、僕が感じたのが

Tさんのブックは

「私は色んな写真が撮れますよ!」とういう見せ方をしていました。

東京でカメラマンの自分を売り込むには

「私は色んな写真が撮れますよ!」「私は何でも撮れるカメラマンです」

というアピールの仕方はマイナスになる方が多いのです。

それよりも

「これだったら、任せて下さい」というアピールをするブックを制作した方が、

クライアントさんの印象に残ります。

今は、僕のマンツーマンワークショップに来てくれる、地方のカメラマンさんにも同じアドバイスをしています。

まず、僕がやったことは

このブックの中に色んなテイストの写真が入ってるけど、

どの写真を撮る依頼がきたらうれしいですか?

と質問して

Tさんが「このテイストの写真だったらうれしいですね」という写真だけを残し

その他はブックから外しました。

残った写真も僕が「これは違うナ?」と感じたものはどんどん外していきました。

Tさんbは「えっ、それもダメですか?」と驚く場面がよくありました(笑)

そして、ブックに入ってない他の写真を見せてもらい

「これ、いいですね!」といいながら、

TさんがNGにした写真をブックに入れていきます。

そして、

ガラッと内容を変えたブックをTさんに

「どうですか?」と言いながら見てもらいます。

すると「いいですね!」最初のブックとはまったく違う印象です。

僕「どちらが好きですか?」

Tさん「今の方がいいです」

「でも、ここまで他のテイストの写真を排除してしまっても大丈夫なんでしょうか?」

「これだと、他の写真は撮れないカメラマンだと思われませんか?」

と少し、心配な顔をしていました。

「心配しなくても大丈夫ですよ。こういう見せ方をすれば、いいだけだから」と、

心配を解消する見せ方を教えてあげると

「あっ、それでいいんだ」と安心してました(笑)

まとまったブックは見違えるほど、印象が強くなってよくなったんだけど

「なぜ、このテーマで作品を撮ったのか?」ということがわかりずらい気がしましたので

見た人にすぐ伝わるように、簡単な解説文を書いてもらいました。

Tさんの作品は観念的なので、ほんの少しだけ

作品を見てくれる人にとって

「こんな気持ちで撮りました」みたいな文があった方が、よりTさんの写真が伝わると思ったのです。

最初は、解説文は必要でしょうか?と言ってたのですが

解説文ができあがって、写真と一緒に見てみると

「これはいいですね!」と納得していました(笑)

Tさんの場合は、人物編と風景編の2パターンのブックを作り

人物編はブック形式ではなくて、オンデマンド印刷でちゃんとした写真集を作りました。

これはTさん自身のアイデアです。

今は、オンデマンドの印刷は自分で好きにレイアウトも考えることができるし、

フォトブックに比べると「1冊の写真集〜!」という重みを感じるのでいいですね。

Tさんがブックを完成するまで、

細かな修正を含めて3回あってアドバイスをさせてもらいました。

その間、「どんなところに営業するか?」とか

「どうやって自分というカメラマンをクライアントさんにアピールすればいいのか?」

などなど細かなことをアドバイスさせてもらい

いざ、営業をしてもらいました。

もうすぐ40歳になろうというTさんですけど

作品がいい感じにまとまったので、

まず、最初の2社から撮影依頼が来てよかったです。

1回仕事を依頼してくれたクライアントさんに好かれるノウハウもしっかりアドバイスしたので(笑)

これから益々仕事が増えると思います。

今日は、僕のワークショップの自慢話を書いてるのではありませんよ(笑)

よく、40歳ですけどプロカメラマンにはなれませんでしょうか?

という質門があります。

そんな人に

「年齢ではなくて、作品さえよければあなたに撮影依頼をしてくれるクライアントさんはいますよ」ということを伝えたかったのです。

あと、作品をまとめる時は、僕も同じなんだけど
誰か、第3者に見てもらった方が、よりいいですよ。

自分がまとめると、変な方向にかたよるのです(笑)

僕がマンツーマンワークショップであなたの作品をまとめる時は、あなたが好きな写真でも容赦なく切り捨てますので覚悟して下さい(笑)

それでは、今日も1日「う門には来たる!」で自他共栄の精神で過ごしましょう。

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2 thoughts on “出版社への売り込み ブックは何でも撮れますではダメ。

  1. ますいしんいち

    タクマさんへ
    自分の強みと弱みを知ること、それを利用すること。大事ですよね。
    いつもありがとうございます。
    明日も笑顔で〜。「笑門来福」

    Reply
    1. TAKUMA Post author

      ますいさんへ
      コメントありがとうございます。!!
      今日も1日「笑門来福」で!!

      Reply

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