黒背景の人物撮影ライティング

スタジオや部屋の中で、黒バックで人物を撮影する時のライティング

この写真はホテルの一室に黒ペーパーを持ち込んで、

人物の後ろにペーパーを垂らして黒い背景を作っています。

ライティングは

ソフトボックスを人物の左側斜め４５度くらいの角度から飛ばしています。

ソフトボックスを使ったのは、影を強くしたかったからです。

もっとコントラストを付けたい人は、オパライトがオススメです。

逆に、もっと光をまわしたい人は・・・

カサバンがオススメです。

また、これは被写体が男性で顔の影を強く出したかったので

斜め４５度くらいから斜め前からストロボを飛ばしていますけど

女性でもっと光を柔らかくしたい時は

モデルの正面からフロントトレペ＋カサバンがオススメです。

背景の黒ですけど、この撮影は予算があったので

いつも使っているスタジオで黒ペーパーをレンタルしましたけど

予算がない撮影の時は、このような大きなペーパーより

布がいいですよ。

生地屋さんで、テカテカと光る生地ではなくて

マットな生地を選んで下さい。

布はペーパーと違って、ストロボの光を反射しないので

写真に撮るときれいな黒になります。

これくらいの画角の撮影でしたら

幅が２m、長さが２m５０㎝くらいの布があれば十分撮れます。

布を折りたたんで持ち運んだ時にできるシワは、

背景が真っ黒につぶれるので、まったく気になりません！

布は持ち運びも簡単だし値段も安いのでオススメです。

クリップオンストロボを使ったポートレートライティングDVD5　を購入された方は、

DVDの中で、２種類のソフトボックスの説明をしているので迷うかもしれませんけど（笑）

今、あなたが持っているソフトボックスで大丈夫です。

また、DVDで紹介している商品じゃなくても大丈夫です。

どのメーカーの商品でなければ、このライティングができないというものではありません。

ざっくりと、カサバンではなくてソフトボックスと覚えればいいです（笑）

モデルとストロボの距離も部屋の広さで変わります。

あなたが、撮る部屋の大きさで臨機応変に変えれば大丈夫です。

ストロボとモデルの距離が近いと、光と影が強調されると考えればいいです。

この写真は、モデルとソフトボックスの距離は１m５０㎝くらい離しています。

それでは、今日も１日「笑う角には福来たる」で過ごしましょう！

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