ポートレート 真っ黒 背景

By | 2016年12月13日

ポートレイトを黒い背景で撮る。

この写真はスタジオではなくて、街の中で背景が黒くなる場所を探して撮りました。

街の中での撮影では、ビルとビルの間、通路、屋根のある駐車場、大きなマンションのエントランス、などの手前に人物を立たせて、望遠で絞りを開放値に近くにして撮れば、

背景がその場の、見た目以上に真っ黒になるのでオススメです。

望遠レンズで後ろをぼかすと、本当に黒くなります。

この写真の背景は、実際は薄暗いグレーです。

それを、70〜200mmズームレンズの200mm相当でf2.8で撮ると、

後ろがボケて真っ黒になります。

これが50mmくらいのレンズだと、色んなものが写り込んで濃いグレーにしかなりません。

被写体の頭の上にある光は、非常灯です。

真っ黒より、アクセントになると思って作為的に入れました。

外で、背景を真っ黒にしたい時は

目で見て真っ黒に見えていなくても望遠で撮れば、いい感じの黒になります。

ビルとビルの間、通路、屋根のある駐車場、大きなマンションのエントランス、
影になってるコンクリートの壁、などなどの手前に人物を立たせて、

望遠で絞りを開放値に近くして撮れば、背景が真っ黒になりますので

あなたも外で黒い背景で撮りたい時は、そのような場所を探してトライして見て下さい。

それでは、今日も1日「笑う人には福来たる」で過ごしましょう。


今発売中の+act. ( プラスアクト )―visual interview magazine 2017年 1月号に掲載されている写真です。

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