カメラマン 嫌な仕事はする?

By | 2016年12月20日

「嫌な仕事の依頼を受けてしまった時どうしていますか?」という質問がありました。

フリーでカメラマンになって撮影の依頼が来るようになると、

依頼される撮影が、毎回楽しい仕事ばかりとは限りません。

特にカメラマンになりたての頃は、

依頼された仕事を断るなんて、なかなかできません。

一番いいのは、

「嫌だなぁ~」という仕事は受けなければいいんですけどね(笑)

でもカメラマンをやり始めた頃って、

写真で食べていくために、そんなこと言ってられないですよね。

また、依頼を受けた時は楽しそうな撮影だったんだけど、

当日になって打ち合わせとは違う撮影をしなければいけないこともあります。

そんな時、どうすればいいんだろう?

僕もよく悩みました。

まず、生活のために嫌な仕事だと感じたけど依頼を受けた場合は

「こうやったらどうだろう?」って考えてやっています。

それは・・・

「え~~嫌だなぁ~~」と思いながら撮影するんじゃなくて・・・

生活の為に、受けてしまったんだったら

まずは「依頼してくれた人がいかに喜んでくれるのか」ということを最優先する。

そして「この撮影、どうやったら自分が面白くなんるだろう?」って考えるのです。

嫌なものを嫌だなぁ~と思いながら撮影してると、

現場も自分も一日がいや~~なムードになってしまいます。

でもその中で

「どうやったら、面白くなるだろう?」

「どうやったら少しでも自分の個性が出せるだう?」って考えてると

「あっ、そうか!!」って、

今まで気がつかなかったオリジナルのアイデアが生まれたりすることもあるのです。

そこで浮かんだアイデアはその場では役に立たなくても、

今後の撮影に役に立つということは多々あります。

仕事を受けた以上は撮影しなければいけないんだから

そして、

プロである以上は依頼してくれた人が喜んでくれる写真を撮らなければいけません。

「こんなの嫌だから、やっぱり辞めた!!」というのでしたら、

趣味で撮ればいいと思います。

一日中「嫌だなぁ~~~」と思いながら撮影するのと・・

「今日の撮影、なんか面白くなる方法ないかなぁ~?」

と考えながら撮影するのでは、その後の仕事に雲泥の差がでるような気がします。

嫌だなぁ~~とういう経験の中にこそ、

今後の自分にとって必要なピントが隠されていることは少なくありません。

こんなこと書いてる僕自身も、

まだまだ「え~~、打ち合わせと違うじゃない!!こんな撮影するの~!!」って、

心の中で叫んでることはよくあります(反省)

でも、それでもいい写真を撮るのがプロだと思っています。

僕の場合、いざ撮りだすと

写真を撮ることは大好きなので、撮影にのめり込みます(笑)

色々書きいましたけど

1回やってみて

「やっぱり、あの撮影は嫌だな」という気持ちが変わらない時は

僕は、2回目からは断っています。

そうしないと、ストレスで体調が悪くなりますからね。

あと、1つの仕事を断った分、その収入が減るわけなので

今、やらせてもらっているクライアントさんには、

「今まで以上にいい仕事をしなければ!」という気持ちになれますね。

色々書きましたけど、

「これが正解」ということではありませんので、誤解されないようにね。

それでは、今日も1日、「笑う人には福来たる」の気分で過ごしましょう。

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6 thoughts on “カメラマン 嫌な仕事はする?

  1. 片岡慎憲

     タイムリーな記事で非常に為になりました。

     私は今は十分に稼げているとは言えず、無償有償問わず依頼が来れば例え写真とは大きく離れていても請け負っていました。
     新しい技術の習得等収穫は色々とあったのですが・・・先生と同じく、やはりどうしても嫌な仕事も担当してしまったこともあるのも事実でして・・・権威も経費も敬意も無く、ルーチンワークな友達感覚の仕事は断ろうかと思いました。

     先生のアドバイスもあり、最近は写真のみの仕事ではなく、写真も絡んでくる他のスキルと合わさった仕事でほんの少しずつ「きちんとお金を頂ける」仕事が入って来始めました。
     受ける仕事を選定する目を養うのも大事だと思いましたが、一旦受けた仕事は自分のスキルやアイデアを惜しみなく注ぎ込もうと思っています。

    Reply
    1. TAKUMA Post author

      片岡さまへ
      コメントありがとうございます。
      「一旦受けた仕事は自分のスキルやアイデアを惜しみなく注ぎ込もうと思っています。」
      この姿勢は素晴らしいです。
      僕も大切にしたいと思っています。

      Reply
  2. ますいしんいち

    タクマさんへ、
    ボクもお客様は選べませんのでいろんなお客様がいらっしゃいます。
    「写真の女神さまが微笑んでくれるように、笑顔で接しています」
    でも、どうしても波長の合わないお客様は次の予約が入った時にやんわりお断りするようにしています。
    それでは、今日も明日もずっ〜と「笑門来福」で!
    今日もありがとうございマスイ。

    Reply
    1. TAKUMA Post author

      ますいさんへ
      ますいさんの「やんわりお断りするようにしています。」
      も、1つの技ですね(笑)

      Reply
  3. 角端

    初めてコメントさせていただきます。福岡在住の高校3年生、女子です。

    来年の春に卒業後、私は就職する予定でいます。
    中学生までは、高卒後に専門学校の写真学科に進むと決めていたのですが、中2の時に姉がまさかの妊娠・出産。シングルマザーとなり実家に帰ってきました。そしてさらに生まれてきた子供が心臓疾患を持っていて、両親が貯めていた私の進学資金が全てその子(私から見ると姪です)の手術費用等々に充てられてしまい……。そういうわけで、進学できなくなってしまったのです。
    そのため専門学校で写真を学ぶという目標は絶たれてしまったのですが、どうしても写真の道を諦めることができません。
    残された道は就職しかないのですが、実際のところ、写真関係の仕事に就くのは高卒でも可能でしょうか?イメージですが、専門学校等の写真学科卒業じゃないと…という所が多い気がして、なかなか決断が出来ない状況です。

    何かアドバイスなどございましたら、ご教授頂きたいと思っております。
    長文失礼しました。

    Reply
    1. TAKUMA Post author

      女子高校さんへ
      僕のものアシスタントも高校卒です。
      彼女は専門学校に行く資金を稼ぐために、2年間山小屋で働きお金を貯めました。
      でも、せっかく貯めたそのお金も家族のために使う必要があり、専門学校も、大学も行っていません。
      それでも僕のアシスタントを務め、今はプロカメラマンとして生活しています。

      あなたも、地元の写真館などを探して、高卒でもアシスタントとして採用してくれるでしょうか?
      と聞いてみてはいかがですか?

      また、専門学校は昼間働きながら通える夜間もあります。
      夜間の専門学校に通ってプロになった人もいます。

      あなたが、やる気さえあれば
      家の経済状況がどのような状態でも、カメラマンへの道を歩むことは可能です。
      諦めないで、夢に向かって、あなたがやれることを全力でやって下さい。
      若さは、お金では買えない資質ですから。

      Reply

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