カメラマンになって色んな現場を経験したけど、
先日、初めての経験をしました。
それは、撮影現場が暗くて狭かったのです。
最初は、その女優さんが宿泊しているホテルの庭で撮る予定だったんだけど
女優さんが「外は寒いからイヤ」ということで
急遽、室内で撮ることになったのです。
「ホテルの会議室をが取れたのでそこで撮影お願いします」
という連絡があったので
ライティングは部屋で撮る時に光りを回して撮るのに、僕が一番いいと思ってる
DVD4(インタビュー・対談写真を上手く撮る方法)にも紹介しているストロボ1灯の天バン(天井バウンズ)で撮ることを決めて、ホテルに向かいました。
会議室に案内されてびっくり!!
な、なんと、そこはカラオケルームだったのです。
それも、4〜5人が座ればぎっちり、というくらいとても狭い部屋でした。
それも、暗い!
普通「天バンで光を回せばいいや」と思うんだけど
カラオケルームの壁も天井も真っ黒というか、濃紺で
部屋があまりにも暗くて
天バンだと、ストロボの光が回らないのです。
「いや〜〜まいったなぁ〜」と心でつぶやきました。
男性だったら、ストロボ直でもいいけど
女性をストロボ直で撮ると、
それも妙齢の女優さんをストロボ直で撮ると
光が強すぎて、シワ、シミなどがおもいっきり目立ちます。
そこで、考えたのが『壁バウンズ』です。
僕の後ろの壁に白ケント紙を貼り、暗い壁を白くして
その白ケント紙にストロボを飛ばして、
その反射で部屋の中にバウンズ光を回すことにしたのです。
これだと狭くても。ギリギリ対応できました。
本当は天井にも白ケント紙を貼りたかったのですが、
ふわふわした材質で貼れなかったのです。
そこで、壁バウンズだけで撮りました。
本当に、「白ケント紙を持って来てよかった〜」と、思いました(笑)
何事も、「備えあれば憂いなし」です。
今回の壁バウンズというのは、
カメラマンの僕の後ろの壁に白ケント紙を貼り
その白ケント紙にストロボを向けて飛ばして、
部屋の中に、白ケント紙に反射した柔らかい光を回すというライティングです。
白ケント紙は役に立ちますよ!!
クリップオンストロボしか使わないという人は
狭い部屋で、クリップオンストロボの天バンはこれがオススメです。
↓
ETSUMI ランベンシーフラッシュディフューザーP3Nユニバーサル E-6515
折りたためたりしないので、かさばりますけど
今回のような天井が暗くて、直当てしかできないという場合も
光が拡散して柔らかいのでいいですよ。
クリップオンストロボしか使わないという人は
安いので1度試してみてください。
あと、クライアントさんの前で
「困ったなぁ〜」という表情は絶対にしたらダメですよ。
僕はしてしまったけど(笑)
誰でも、ホテルの会議室って言われたら、
誰も暗くて狭いカラオケルームとは思わないでしょ(笑)
それでは、今日も1日「笑う人には福来たる!」
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タクマさんへ、
白ケント紙ですか、ロケには必需品なんですね。早速用意します。
今日もありがとうございます。笑顔来福!
ますいさんへ
クリップオンストロンボではなくて、
僕のようにモノブロッックのような大きなストロボを使う人にはオススメです。
タクマさん。
自分も、似たような経験をしたので、質問させてください。
パーティー撮影の依頼を受けて、機材を準備して行ったのですが…。
常夜灯よりちょっと明るい位のお店で、各場所の社長さん、起業家さんが集まるパーティーでした…。
撮影内容は、全体の雰囲気、ステージで歌ったり、楽器演奏のアーティスト、ダンサー。
そして、別カメラで、動画撮影の為に、ストロボ発光禁止でした。
iso感度命一杯に上げて、f値、シャッタースピードの調整をしながら撮影したのですが、自分のカメラは古いカメラなので、どうしても、高感度でノイズが目立ってしまいました。
RAW撮影で、DPPで、ノイズを少なくして、納品しましたが、やはり、自分の中では、納得出来ずで…。
タクマさんでしたら、このような状況の時、どのように対処しますか?
お力をお貸しください。
鈴木さんへ
僕も同じです。
iso感度を上げて、f値、シャッタースピードの調整をしながら撮影します。
ノイズは撮影後にPhotoshopで修正しています。
ただ、フルサイズのカメラでなければノイズの修正は思ってるより難しいかも?しれません。
タクマさん、お返事、ありがとうございます。
やはり、この方法しか無いのですね…。
今現在、aps-c機で撮影していますので、近々、フルサイズ機の導入を考えます!
本当に、ありがとうございます!
鈴木さんへ
フルサイズで撮ると、aps-cで撮った時と比べて
ISO感度をおもいっきり上げた時のノイズの違いがわかると思います。