ピントをボカした写真を撮って欲しい、って言われたら?

By | 2017年3月10日

いつも、ピントが合ってるか?どうかを気にして撮ります。

ところが・・

「ピントをボカして撮って欲しい」という撮影依頼がきたのです。

だったら「写ルンです」で撮れば、ピンとボケるからどうですか?」と提案したのですが

撮影経費がでないので、僕がいつも数百カット撮るから赤字になりますよ!と、言われ

また、データーを撮影したそのに渡さなければいけないので

金銭的にと納期的に無理だということになり

いつもカメラで撮ることにしたのです。

最初は撮影後に「デジタル処理でピントをボカせばいい」と思って

テストしたみたんだけど

これが「いかにも後からボカしました〜」という絵になり

自然なボケ感がでないのです。

ここで「自然なボケ感ってなに?」って

質問されても、答えられないんだけどね(笑)

このあたりは、僕の感覚なので・・・

そこで、考えたのが

だったら、オートフォーカスではなく、

マニュアルでピントを合わせたらどうだろう?

と思って、テストしてみたわけです。

デジタル1眼レフは、ピントの山が浅いのでマニュアルフォーカスでは

ピントが合ってるか?どうか?僕にはまったく分からないのです(笑)

そこで、それを逆手にとってマニュアルフォーカスで撮ることにしたわけです。

ところが、いつも使ってる24〜70mmズームだと

もう、ピントが合ってるのかどうか?まったくわからない。

リクエストは「フイルムで撮ったような、ピントがなんとなくあまい」という写真。

そこで、50mmでテストしてみたら、

ズームレンズよりはピントの山がわかりやすいことがわかった。

そして、初めてオートフォーカスではなく、

すべてのカットを、マニュアルフォーカスで撮影したわけです。

ピントがボケてる方がいいので、絞りは開放で撮りました。

僕は置きピンが苦手なので、いつも「日の丸構図」で撮って

後から自由にトリミングしてるんだけど(笑)

今回のマニュアルフォーカスでの撮影は、

フイルムカメラで撮っていた時と同じように、構図を自由自在に作れるので

もう、楽しくてしょうがなかった。

フイルムカメラで撮っていた頃の

ファインダーを覗きながら構図を自由に切り取るというワクワク感が蘇りましたね!!

ピントを気にしないで自由な構図で撮れるのは、本当に楽しかったです。

そして予想通りに、

いい感じにピントが甘い(ボケている)カットがたくさん撮れました。

写真を見て思ったのは、

「フイルムで撮った写真みたいだなぁ〜」と、いうことです。

これにノイズを加えて、明るさを30%くらい明るくすれば

もう、フイルムで撮った写真に見えます。

クライアントさんに見せたら

「宅間さん、これです!私が撮って欲しかった写真は!」

と喜んでくれたので一安心😋

本当は「写ルンです」で撮れば、

クライアントさんが望む写真が100%撮れたと思うんだけどね。

興味がある人は「写ルンです」を現像に出して

そのネガをスキャンして、デジタルデーターにすればいいですよ。

「写ルンです」のあのボケ感は、偶然の賜物でメチャメチャおもしろいですよ。

それでは今日も1日、キープスマイルで

人と自分を比べずに

今の自分がやるべきことに、ベストを尽くしましょう。

このブログへのコメント&質門などは、記事のタイトルをクリックし、記事の下のコメント欄よりご記入ください。

このブログの読者になりたい人は下記から登録してください。

[subscribe2]

読者になると、このブログの更新情報が届きます。
・いつでも、ワンクリックで解除可能です。
・メールアドレスは個人情報の観点より、プライバシーを厳守させて頂きますのでご安心ください。

友達申請はこちらからどうぞ
⇩⇩

あなたは、プロが撮った写真を見て

「このライティングを知りたい!」って、思ったことありませんか?

独学でカメラマンを目指していた頃の僕がそうでした。

そんなあなたの為に・・・

プロのライティングが簡単に学べるDVDを制作しました。

実は、スタジオライティングを学ぶことはあなたが想像しているより簡単なのです。

「ライティングのコツ」を知ればいいだけなのです。

ライティングのコツさえ分かれば 誰でも簡単にプロのスタジオライティングで撮れるようになれます。

プロのスタジオライティングが簡単に学べる
DVDは5つあります
↓   ↓
詳細はこちらをご覧下さい

特に人気のあるのはこの3つです。
↓ ↓
「プロのスタジオライティングが学べる」DVD1

「男性ポートレイト・ライティングが学べる」DVD2

「クリップオンストロボのポートレイト・ライティングが学べる」DVD5

★★★★

「仕事に繋がる効果的な営業ノウハウが学べる」DVD6

DVD6は、僕がプロカメラマンになって数多くの経験から得た、撮影依頼が来る営業ノウハウをすべて公開しています。
地方カメラマンで集客に悩んでいる方にも役に立つ内容です。
↓  ↓
詳細はこちらをご覧下さい

僕のDVDは、値段は高いです。

その理由は僕のDVDを購入した人には、

僕に無期限に質門ができるという付録が付いているのです(笑)

DVDを見てわからなかったことがあったり

仕事で知りたいライティングなどがあれば

どんなに些細なことでも僕に質門してくれれば、必ず返答します。

購入してからの期日など関係なく、

「明日撮影があるんです、このライティングでいいでしょうか?」という

急な質門メールにも速やかにアドバイスしています。

これには、みなさん「本当に宅間さんから返答があるとは思いませんでした」と驚いています。

DVDを購入した人には、僕が付録についていますので

いつでも質問できる付録を遠慮なく活用して下さい(笑)

遠慮することはありませんよ。

なぜ、こんなことをしているのか?

それは、プロに聞いても何も教えてくれなくて困っていた僕と同じように
独学で「カメラマンへの道」を歩んでいる、あなたのお役に立ててることが実感できるのでうれしいのです。

また、DVDをご覧になって「少しも役に立たなかった」と思った人には、全額返金していますから安心して下さい。

★★★★★★★★★★★★★★

「写真で食べていきたい」

「カメラマンの仕事を今より増やしたい」という人のために

学校では教えてくれない
「写真で食べていく方法」を学べるワークショップに興味がある人は
↓  ↓
こちらをご覧下さい

★★★★★★★★★★★★★★

★宅間國博のHPは→こちらから

★クリップオンストロボの周辺機材のことでしたら→エンジョイカメラ.JPさんが、オススメです。


6 thoughts on “ピントをボカした写真を撮って欲しい、って言われたら?

  1. M

    宅間さんこんにちは。

    いつもブログ楽しく拝見しています。

    今回のブログでピント合わせは全てオートフォーカスとの事でしたが、宅間さんは以前は全てマニュアルフォーカスで(フィルムの時からデジタルに移行した初期?)撮るとおっしゃっていたと思うのですがいつくらいから全てオートフォーカスで撮るようになったのでしょうか?
    以前のブログでニコンのD3sにカールツァイスのレンズをつけて撮る時も、キヤノンでもマニュアルフォーカスで全て撮っているとおっしゃっていたと記憶しているのですが…。

    ふと気になったので質問しました。

    Reply
    1. TAKUMA Post author

      Mさんへ
      コメントありがとうございます。
      僕はフイルムカメラからデジタルに変えた時から、マニュアルフォーカスではピントを合わす自信がないので
      すべて、オートフォーカスで撮っています。
      なので、すべてマニュアルフォーカスで撮影していると書いたことないと思います(多分)
      もし、書いてたら間違って書いたんですね。
      申し訳ありません。

      ニコンのD3sにカールツァイスのレンズをつけて撮る時も、
      キヤノンでもマニュアルフォーカスで全て撮っているとおっしゃっていたと記憶しているのですが…。

      これも、ニコンのD3sにカールツァイスのレンズで撮る時は、
      キヤノンでピントが合った写真を確保するために、必ずオートフォーカスで撮っています。
      先日仕事ではない撮影で、Canonの85ミリ(安いレンズ)でマニュアルで撮ったことはありますけどね(笑)

      今回は、クライアントがパソコンに送られてくる写真を確認しながら撮影するということでした
      僕のニコンではパソコンに転送できないので、キヤノンで撮ったわけです。
      文章力がなくて、誤字脱字の多いブログなので
      僕がオートフォーカスとマニュアルフォーカスを間違えて書いてたら
      大変申し訳ないことしました(ペコリ)

      Reply
  2. M

    宅間さん

    お答えいただきありがとうございます。
    デジカメに変えた時からオートフォーカスで撮られていたのですね。
    当初5Dで自分にはピントの山がほぼわからなかったので凄いなと思っていたのですが、
    自分の解釈、認識違いだったのかもしれません、失礼しました。

    ニコンのD3sの時もそうだったのですか。
    自分が読解力がないのでしょうね。
    重ねて失礼しました。

    デジカメのピントの山は本当につかめないなと思います。
    自分もデジカメで撮影する時は全てオートフォーカスです。

    これからも宅間さんのブログを楽しみにしています。

    Reply
    1. TAKUMA Post author

      Mさんへ
      僕は、文章の書き方が本当に誤字脱字だらけで下手なので、
      みなさんに誤解されることが多いので、日々反省しています

      フイルム時代に使っていたオールドレンズを付けると、ピントの山が深いので
      中古のオールドレンズを購入して、今のデジタルカメラに付けて
      マニュアルフォーカスでの撮影を楽しんでいる人は結構いますよ。

      Reply
  3. ますいしんいち

    タクマさんへ
    僕も最近はマニュアルフォーカスで撮ることは少なくなりました。絞り開放は味が出ますよね。
    確かに「写るんです」はよく写るんです。ガハハ
    それではいつも笑顔で〜

    Reply
    1. TAKUMA Post author

      ますいさんへ
      まさに「よく写ルンです」ですね
      今日も1日「笑うカメラマンには福来たる〜」ガハハ!!

      Reply

ますいしんいち へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください