カメラマンとアシスタントの関係

By | 2017年7月6日

7月4日に、CafeSnapセレクト 東京・横浜・鎌倉 大人のカフェ147 (ウォーカームック)というムック本が出版されました。

実は、この本の表紙から中ページすべてを

今年の2月に僕の事務所からフリーカメラマンへと旅立った、

元アシスタントのK君が撮ったのです。

僕はタレントさんや俳優さんをメインに撮ってるのですが

K君が僕のアシスタント募集の面接に来た時は

「私は散歩の雑誌とか、街のカフェの紹介なんかをしている雑誌の撮影がしたい」と言ってたので

「だったらアシスタント時代も休みの日に、街を散歩しておもしろい場所を見つけたり、いいなぁ〜というお店をチェックしてた方がいいよ」と、言ったのを覚えています。

そして、今年の2月に僕の事務所を旅立ちました。

ここで、K君の運の強いところが出てくるのです。

実は、今年の3月に

ずいぶん前に一緒に仕事をしてた編集者に、数年ぶりにお会いしたのです。

その時に、

今度カフェ巡りの本を1冊作るんだけれど

40件ものお店の取材なんだよ

でもね、今日の明日、急に連絡してスケジュールがあうカメラマンなんか、

なかなかいなくてね。

写真のテイストを同じにしたいから、

できたら同じカメラマンに撮って欲しいんだよ。

宅間さん、今日の明日、急に連絡してスケジュールがあって

写真もうまいカメラマン知しませんか?

と言われたのです。

そこで、すぐ

「その仕事に、ぴったりのカメラマンがいる!!」

と、K君をその場で推薦したわけです。

もちろん、編集長はK君がどんな写真を撮るのか知りません。

でも、

「宅間さんのアシスタントやってた方なら安心ですよ!」

「その人にお願いします!」

と、K君に会わない作品も見ないのに、その場で決定したのです。

この時、K君にこの話は、当然していません(笑)

これは、編集長がまず、僕のことを信頼してくれている

そして、僕のアシスタントだったら、

作品など見なくても安心できる

と思ってくれたということです。

カメラマンのアシスタントという仕事は

会社員と違い、休みも不定期、仕事の時間も不定期です。

でも、お金では買うことができない、信用という

目には見えない大切なものを得ることができます。

そして、K君に、

4月にお前にぴったりの仕事があるけどやってみないか?

と連絡したら

ちょうど同じ時期に長期の旅行に行くので

という返答(笑)

ここで師匠の僕は

「バカやろう!!旅行なんかいつでも行けるだろう!!」

と怒鳴ったりしません(笑)

「そうか、だったらどうするかは自分で決めなよ」という冷たい返事(笑)

だって、目の前に来たチャンスを掴むのは、本人自身ですからね。

本人の判断に任せます。

結果は、見事1冊撮り終えました。

僕のアシスタントになった時に

「こんな写真を撮るカメラマンになりたい」とう夢を

僕の事務所から旅立ってすぐに叶えた

K君の

願望実現力は、メチャメチャ凄いです。

K君を使った編集長からは

「宅間さん、本当にいいカメラマンを紹介してくれました」

「これからも、色々とお願いしたいと思います」

そして、もう新しい撮影依頼をしたという、うれしい知らせ。

編集長に

「宅間さんって、宅間さんとは正反対の、
人間的にもカメラマンとしても信頼できる人を育てるのうまいですね!」

と、言われました(笑)

K君が今回使ったカメラやレンズは、

僕が、プレゼントしたワイドのズームレンズ以外は数年前の型落ちのものです。

でも、特殊な撮影でない限り

いい写真を撮るのは、新しいカメラやレンズではなく

自分が持ってる『感性だ』ということ

自分が持ってる『機材を使いこなせば大丈夫』だということを

K君がアシスタント時代から

「これ、大切だからな」と、話していたので

何も心配することなく、仕事に専念できました。

それにしても

「私、モデル撮影なんか絶対に向いていません」と
言ってたのに

この表紙の、構図、光の使い方、表情、すべて完璧!!

K君のこれからの活躍が楽しみです。

K君、おめでとう!!

そして、来月はK君の先輩だった元アシスタントのN君と

僕が、同じ仕事で共演することに!!

つまり僕とN君の名前が、同じ箇所に掲載されるのです。

これも、印刷されたらお知らせします。

僕の元アシスタント達が、いい仕事をしてくれるので

師匠の僕としてはうれしい限りです。

それでは、今日も1日、どんな時も笑顔を大切に!



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One thought on “カメラマンとアシスタントの関係

  1. バナナ

    Kさん、おめでとうございます!
    タクマサンもめちゃ喜んでいるのが伝わりました。
    自分の感性を信じることの大切さを教えていただきました。
    ありがとうございます。

    Reply

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