今年出版する写真集「ペンキの軌跡(仮題)」の、Q&Aコーナーへの質問ありがとうございます!
届いた質問を写真集に掲載する、しないに関わらず、
質問してくれた人には、僕が直接返答メールをするつもりだったのですが
よく考えたら、
同じようなことを聞きたかったという人もいるかも?と思ったので、
質問への返答は、このブログに随時書いていくことにしました。
それでは、初めます。
Q:一番最初にペンキに惹かれた瞬間っていつ・どのようなことがきっかけで惹かれたのでしょうか。
A:それは、インドのカルカッタにある動物園に行った時に見た、ブルーの大きなボロボロの扉を見た時が、その瞬間でした。
まず、青色の扉なんて日本では見たことがなかったので
その青色に目を惹かれました。
その次に、近寄って見た時のボロボロに剥げた青いペンキの軌跡を見た時に
「なんて美しいんだろう〜」
「抽象絵画より美しい〜!」と、
その瞬間、心を掴まれてしまったのです。
まぁ、一目惚れですね(笑)
それ以来、
僕の「ペンキの軌跡」コレクションが始まったわけです。
僕にとっては、街の中で見ることができる無料のアート作品です(笑)
Q:写真家とは自分の好きを突き詰める仕事だと思いますか?
A:人それぞれだと思います。
お恥ずかしい話
写真家タクマクニヒロは
「自分の好きを突き詰める」なんて考えたことは1度もありません。
単純に「撮りたいと感じたモノを撮る!」ただ、それだけです。
カメラマン宅間國博は「クライアントさんが望む写真を撮る!」ですけどね。
Q:タクマブルーはどこから来たのですか?
A:きっかけは、広告の撮影でハワイにパフィという2人組の写真を撮りに行った時です。
コマーシャル(動画)の撮影の待ち時間が何時間もあったので
その間に、スナップ撮影用に遊びで持っていて
たコンタックスT2というカメラで、目の前にあるハワイの海を撮っていたのです。
日本に帰ってから、現像して見た時に
海と空のブルーが、もう、メチャメチャキレイで感動しました。
「このブルーは、日本じゃ無理だなぁ〜」と思いつつも
でも「なんとか、日本で撮った写真もこのブルーにしたい〜」
と思うようになり
事務所の暗室でプリントをする時に
他の写真もハワイで撮ったブルーになるように、色々トライしたのです。
そして、気がついたら、
すべての風景写真がタクマブルーになっていたのです(笑)
そこで、気がついたことがあります。
日本では冬が空が澄んでてキレイなので、
普通に撮っても、タクマブルーで撮れるということです。
Q:写真が飽きたりしませんか?
A:カメラマンを目指していた頃から、今日現在まで
1度も飽きたことはありません。
多分、僕は写真を撮ることが好きなプロアマ問わず、
全国で一番カメラを持ち歩かない人だと思います(笑)
「今日は撮りたい!!」と思った時だけ、カメラを持って外に出ます。
信じられないと思うけど、プロカメラマンなのに
首からぶら下げて歩かないし
いつも外出する時に持ち歩くバックに、小さなカメラ1台も入れていないんです(笑)
もしかしたら、
いつもカメラを持ち歩いていないので飽きないのかもしれないですね。
これは、仕事以外の時の話しですよ。
Q:やめたくなる時があったとしたらどんな時ですか?
A:どんな趣味よりも写真を撮ることが好きなので、
仕事でも、仕事以外でも、写真を撮るのをやめたくなった時って、ないのです。
多分、全国で一番カメラを持ち歩かないカメラマンなので
カメラを持った時は、いつも
「好きな写真が撮れる!」といった
なんか新鮮な気分なのです(笑)
Q嫌いな人を撮る時はありましたか?
A:撮る前はファンだったけど、撮ってから「え〜この人こんな人だったんだ〜」と、嫌いになった人は数人います。
誰かは、怖くて言えません(笑)
といった感じで、
どんな質問でもOKですから、7月30日(日曜)まで、質問受け付けていますので
よろしくお願いします。
それでは、明日も1日キープスマイルで!!
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