撮影の打ち合わせの時に言われたのが
「海の底に2人が立っていて、そこに太陽の光が当たってるようなイメージの写真を撮って欲しい」
「もちろん、色はタクマブルーでね!」というリクエストでした。
僕は「いいですね〜」と返答しながら
「まいったなぁ〜どうしたらいいんだろう〜」と、頭の中がパニクっていました(笑)
ただ、僕のモットーは
「はい大丈夫です、任せて下さい」なので・・・
撮影までに
与えられた条件でできるあらゆる方法を考えました。
悩んだのは、被写体へのライティングではなくてこの2点です。
1−背景のモヤモヤしたブルーを出す。
2−足元に漂う光の感じ。
広告とかCDジャケットのような予算がある撮影だと、
イメージにあった背景を専門家に造ってもらうのですが
雑誌の場合は、ライティングで作るしかありません。
それも、当日のライティング準備時間が少ないので、手早く準備ができるライティングでなければダメなのです。
いや〜〜頭から湯気が出るほど悩みました(笑)
でも悩んだおかげで
クライアントさんにも喜んでもらえるいい写真が撮れました。
★背景の奥行き感があってムラのあるブルーはこんな感じで作りました。
人物の後ろに青いペーパー(スタジオにあるもの)を垂らす。
↓
アルミホイルをグジャグジャに貼ったパネル(180✕90)を作って、そのパネルにストロボを直で当てる。
↓
背景のペーパーにパネルに反射したストロボの光を当ててみて、パネルをどれくらいの距離、どれくらいの角度にしたらペーパーにいい感じの光のムラができるか調整する。
という方法です。
足元の光は、人物の後ろ上方からストロボ直を足元に当てています。
スタジオにある青いペーパーだけではタクマブルーにならないので、撮影後に編集でタクマブルーにしています。
今日話した「アルミホイルをグジャグジャに貼ったパネルにストロボを反射させる」方法
今回は背景用に使いましたけど
これを人物の体に反射させるろ、人物に光のムラができていい感じの写真が撮れますよ。
人物用でしたら、パネルの大きさは50㎝四方くらいで大丈夫です。
ぜひ、1度トライしてみて下さい。
LEDのような定常光だと、光の反射が撮りながら目で確認できるのでいいですよ。
タクマクニヒロのワンポイントアドバイスでした(笑)
それでは今日も1日「今の自分がやるべきことにベストを尽くしましょう!!」
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タクマさんへ
なかなか斬新なライティングですね。以前、曲がる鏡で背景に光のムラを作ったことがあるのですが、アルミホイルは試してみます。いつもありがとうございます。笑門来福〜
ますいさんへ
ぜひ、試して下さい!!