今の僕の仕事の80%はスタジオか室内です。
この写真は、ひさびさのロケ(外での撮影)でした。
僕が外で撮影する時に必ずやってることは、ロケハンをすることです。
★ロケハンで必ずやることが4つあります。
1−撮影日より前にロケハンをする。
ロケハンの時に「この場所で撮れるな!」という候補を見つけておくと、撮影当日に迷わずスムーズに進行できるからです。
2−撮影時間と同じ時間帯に行く、それもできるだけ晴れの日を選ぶ。
理由は、撮影する時間帯の太陽の位置を確認するためです。
太陽の位置を確認することで、自分が撮りたい写真を撮るために
モデルさんにどこに立ってもらえばいいのか?を確認できます。
東京では、せっかく晴れてるのに高いビルの影で太陽光が入らないということもよくあるからです。
もし、途中で小雨が降ってきた時にはどこで撮ればいいのか?
また、いい場所なんだけど、その時間帯は人の往来が多くて撮れないという場合もありますので
そういったことで当日困らないような場所を選びます。
3−撮る場所を決めたら「どのレンズを使って」「どう撮るか」を決める。
4−モデルが来てから撮影終了までの流れをシミュレーションする。
この4つをやってると、撮影当日に「どうしよう?」なんて迷ったりしないので、
撮影時間も少なくて大丈夫なのです。
この写真の撮影場所は、東京の吉本興業の中だったので事前にロケハンができません。
そういった場合は、撮影時間より1時間くらい前に現場に入れるようにしてもらって、その時間内にロケハンをして1,2,3をシミュレーションします。
そして、、モデルさんが到着した時には
「ここでこんな写真撮って、次はここに座ってもらって」と、この日の撮影の流れが頭の中にあるので迷わず、指示できて、スムーズに撮影が進行することができます。
〇〇さんは初対面だったのですが
撮り始めてすぐ「あっ、この人は指示しなくてもいろんな動きをしてくれる人なんだ」ということがわかったので
そういった時は、大体の立ち位置だけ指示して
「あとは、おまかせします(笑)」と言って、自由に動いてもらいます。
その後は、彼と僕とのジャムセッションです。
「自由にジャムセッションできる人だ!」と感じた人を撮る時は楽しいですね。
テンションが一気に上がるのが自分でもわかります。
座ってるカットは、最初は考えていなかったんだけど
この日のスタイリストさんが来る数分間、そこに座ってたんですよ
その光を見て「その場所キープ!」と言って、そこで撮らせてもらったのです(笑)
★僕が外で撮影する時にしている7つのこと★
1ー同じ撮影時間帯にロケハンする
2−太陽の位置を確認する
3−人や車の往来を確認する
4−使うレンズを決める
5−クリップオンやレフが必要か決める
6−撮影当日のスタートから終了までの流れをシミュレーションする
7−事務所からロケ現場までの時間を確認して、30分前には現場にいるようにする
この7つをやってると、当日焦らずにスムーズに撮影ができます。
カメラマンの仕事は、撮影当日よりも
事前のシミュレーションの方が大切です。
+act. ( プラスアクト )―visual interview magazine 2018年 12月号で撮らせてもらった写真です。
ぜひ、ご覧になって下さい!!
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