写真を仕事にする、パート2

By | 2016年10月10日

僕は人を撮るのが好きなので、

俳優、タレント、アーティスト、アイドル、モデルさん、文化人、スポーツ選手、社長さんなど、人物を撮る仕事が中心です。

先日、僕が「あの人撮りたいな」と思っていたAという俳優さんの撮影依頼がありました。

その時に、僕は「Aさんだったらこんな場所でシリアスな表情を撮ったら、最高にいい写真が撮れるし撮る自信もある、とうとうAさんを撮れるんだ!!」

とメチャメチャ喜んでいました。

でも、クライアントさんからの要望は

「Aさんはいつもシリアスな表情の写真が多いので、今回はスタジオで、白バックで明るい表情のAさんを撮って欲しい」という依頼でした。

この時に

「僕は好きな写真を撮ることを仕事にしたのんだから、Aさんの写真は自分が撮りたいように撮ります」

なんてことを言ったら、そこで試合終了です(笑)

クライアントさんは、

「宅間さんだったらいつもと違うAさんを撮ってくれるに違いない」と思って、僕に依頼したのだと思います。

こういった場合・・

クライアントさんから「こんな写真を撮って欲しい!」と依頼があった写真を撮るのがプロとしての仕事なのです。

また

「時間が少ないから撮れない」とか

「こんな場所では撮れない」とか

「好きを仕事にしたんだから、好きな場所で好きな表情の写真を撮りたい」なんてことばかり言っていたら

本当にカメラマン人生が終了します(笑)

もう1の例を書きます。

僕のワークショップに参加したBさんは、犬の写真が大好きで、自分の犬や散歩で知り合った犬の写真を撮っていました。

そして、「犬の写真を撮って収入を得たい!」という思いで僕のマンツーマンワークショップに参加しました。

僕は「人物を撮影するのとは違って、厳しいですよ!と正直な話をして

「こんな方法がありますよ」と

収入は少ないけど楽な方法、やりかた次第で稼げる方法、収入は多いけど厳しい方法、

と、色んな「ワンちゃんカメラマンヘの道」の歩み方をアドバイスをしました。

なんと・・・

Bさんはその中でも一番険しい道を選んだのです。

その代わり、その道は険しだけあって収入はいいのです。

諦めずに数年かかって、

やっと犬専門誌の写真を撮ることができるようになりました。

大好きなワンちゃんの写真で稼げるのです。

でも・・

それまでは、自分が好きな場所で自分の犬の写真を撮っていたんだけど

クライアントさんからの依頼は

「◯日までに、この種の犬のカワイイ写真を撮って下さい」という内容でした。

それまでのように、好きな日に、好きな場所で、撮りたい写真を撮るのではなくて

指定された日までに

クライアントさんが望むその種類の犬を自分で探して、

クライアントさんが欲しい表情や動きの写真を撮らなければいけないのです。

媒体によって色々ありますけど、僕からみたら一番厳しい要望ですね。

Bさんは「犬の写真で収入を得たい!」という夢が叶うので

四方八方探して、その種の犬を撮らせてもらえる人を探して、

クライアントさんが欲しい写真を

指定された日までに撮ったのです。

そして、数カ月後に撮影料が入金されたわけです。

こういった仕事で撮影料をもらうのが初めてだったBさんは、

銀行に振り込まれた撮影料をみてびっくりしたそうです。

少なくてではなくて・・・

想像以上に多かったからだそうです(笑)

Bさんは、初めての仕事を通して

「好きな写真を仕事にする」=「自分の好きな写真を撮れば収入が得られて生活ができる」

と思っていたんだけど

「お客さんが欲しい写真を撮らなければ収入は得られない」ということに気がついたと言っていました。

じゃぁ、自分が撮りたい写真が撮れないのに

僕もBさんもどうしてカメラマンをやっているのか?

プロカメラマンになって、これで悩んでいる人がたくさんいます。

そういった人は、カメラマンを目指している人に

「プロになったら、好きな写真がとれなくなるから辞めたほうがいい」とアドバイスしています。

にも関わらず、僕もBさんもどうしてカメラマンをやっているのか?

それは「写真を撮るということ」が大好きだからです。

「好きを仕事にしたい」という人が・・

「自分の好きは、写真を撮ることだ」と、気がついて

「カメラマンになろう」って決めたとしても

自分が撮る写真が誰かの役に立たたなければ、仕事にはならない。

つまり、写真で稼ぐことはできない。

・・・ということなのです。

ここまでを読んで

そうか、カメラマン人生ってそんなに甘くないんだ

やっぱり、辞めとこう

・・・と思ったあなた、

僕はあなたをカメラマンにさせたくないから、脅しているのではないんですよ(笑)

好きを仕事にする=自分の撮影スキルを誰かの役に立てる方法さえ考えたら稼げるんだ!

ということに気がついて欲しいのです。

答えは簡単なのです。

1−誰の役に立つ写真を撮ればいいんだろう?

2−どうやれば役に立てることができるんだろう?

この2つを徹底的に考えればいいだけなのです。

あなたが気になる、新発売の高級カメラを買えば、

あなたが気になる、あのレンズさえ買えば

いい写真が撮れるかもしれません。

でも、

「いい写真が撮れる」と

「写真で稼げる」は

似てるようで、まったく違うのです。

今日書いたことで、そこんところはわかってもらえると思うのですが・・

答えがみつからない人は
↓ ↓
僕の→マンツーマンワークショップをご覧になって下さい。

今のあなたのお役に立てるかもしれません。

昨日、マンツーマンワークショップに来た人からのうれしいメールです。
 ↓
本日は本当にどうもありがとうございました!
撮影時のノウハウのみならず、カメラマンとして成功する為の具体的なノウハウ、
サービスの提案までしていただき、もう満腹です 笑”
僕の知りたかったことの何倍も教えていただき本当に感謝です。

こういうメールが届くと、

僕が今までプロカメラマンになって経験して得たことが、

「誰かの役に立てている」という実感できるので、

クライアントさんに依頼されて撮るカメラマンの仕事とはまた違った意味で

マンツーマンワークショップもやり甲斐があります。

そうそう、Bさんは要望が厳しい雑誌の仕事以外に

自分が好きな動物を撮影して稼ぐもう1つの方法でも、

おもいっきり収入を得るようになりましたので、Bさんのことを大変だなぁ〜と心配されている方ご安心下さい。

それでは、今日も1日

焦らず、まわりと自分を比べず、

今の自分がやるべきことにベストを尽くしましょう!!

160915-5

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2 thoughts on “写真を仕事にする、パート2

  1. ますいしんいち

    タクマさんへ、
    カメラマンは、依頼された人が喜ぶ写真、役に立つ写真を撮ることで生活が潤いますよね。
    頑張りましょう。今日もありがとうございます。それでは明日も「笑門来福」。

    Reply
    1. TAKUMA Post author

      ますいさんへ
      明日も1日、笑う門には福来たる
      お客さまを笑顔にしたら、もっと福が来たる(笑)
      で過ごしましょう!

      Reply

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