現像所でドキドキしながら見た写真には、自分が思ってた以上の写真が写っていたのです。
そして、編集部に持って行きました。
担当編集者はビュアーの上にポジを置いてルーペで1カット1カット見始めた。
「うぅ~~ん・・・・・・」としか言わない。
そして、また最初のカットから見始めた。
「・・・・・・」
一言も言わないでまだ写真を見てる。
やっと、頭を上げて僕の方を見た。
「いいねぇ!!よくあの数分間で撮ったな!!これ写真メインで紙面を構成できるかもな、デザイナーと相談してみるよ、よくやった、ご苦労さん」
と、褒めてくれた。
彼の言葉を聞いて僕は「あ~~~~~よかった~~~」と全身の力が抜けたのを覚えています(笑)
実はこの連載は、インタビュー記事がメインの紙面構成なので、扉の1ページは写真を使うけど、残りは普段ファンが見ない素のAさんの写真を撮って、それを記事の合間に所々レイアウト出来ればいいという発想だったらし。
ところが出来上がった紙面は、扉の1ページはもちろん写真だけど、次の見開きも全面写真が使われていた。
僕が横位置の構図で、画面の3分の1を空抜けで撮った写真が使われていた。
そして、空にインタビュー記事を掲載していた。
つまり、記事と写真が別の構成ではなく、僕の写真の中に記事があるというページ構成だったのです。
見開きいっぱいに自分の写真が使われているの見た時・・
「うわぁ~カッコいい!!」と思いました(笑)
編集長からも「今回の写真いいよ!!、これからも期待してるからな!!」と声かけてもらった。
担当編集者からは「お前の写真はメインで使えるよ!!これからは、見開きで使える写真を意識して撮ってくれ」と指示された。
この日のビールは上手かった(笑)
まだ、最初の掲載誌が書店に並ぶ前に担当編集者から次のロケ地の電話があった。
「宅間君、パスポート持ってる?」
「はい、持ってますけど」
「よかった、次はニューヨークだ!!予算の都合で俺は行けないから宅間君一人で行ってもらうことになったから」
「えっ、僕一人で!!」
「そうだよ」
「あの、僕、英語話せないし・・・ニューヨークなんか行った事ないし・・・」
「大丈夫だよ、撮る相手は日本人なんだから(笑)」
「でも、ロケハンとか・・向こうに行ってからの連絡とか・誰がやってくれるんですか?」
「お前がやるに決まってるだろう(笑)」
「え~~、ぼ、ぼくが・・・ひ、ひとりで・・・ですか?」
「出来ないの?嫌なら他のカメラマンに頼もうか(笑)」
「で、できます!!大丈夫です!」
「じゃぁ、頼んだよ!!これぞニューヨークっていう写真期待してからな!!後日チケット渡すから編集部に来てくれる?」と言って電話が切られた。
「ニュ~ニューヨーク~~それも一人で・・うそだろう・・どうしよう・・・」これが正直な気持ちだった。
今度は、最初とは違って初めての場所・・どこにどんな場所があるのか・・まったく分からない。
ニューヨークなんか・・映画でしか見た事がないし・・・・
「映画?、そうだ!!以前見たウッディアレンのマンハッタンという映画の中のニューヨークはメチャメチャいいロケーションだった、よし、あの場所で撮ろう!!」
僕は気に入った映画のパンフレットはいつも購入していたので、この映画のパンフも持っていた。
そして「これだ!!この場所がいい!!」という写真がパンフレットに掲載されていたのです。
そのパンフレットも持って初めてのニューヨークに、英語もしゃべれないのに一人で旅立ったのです。
初めてのニューヨークで空港から無事ホテルに行けて、持った通りのロケハンができ、無事Aさんの写真が撮れたのでしょうか?
もう、大変でした(涙)
続く・・・
*運命の女神というのは、自分が飛び越える事ができないようなハードルを自分の目の前に置くようなことは決してしないような気がします。
最初は「えっ!!大丈夫かなぁ?」と心配するようなことでも、その時の自分が最大限の努力をすれば必ず上手く行くということです。
もし、上手く行かなくても、一生懸命やった人には必ず次のチャンスを与えてくれるものです。
失敗した時は、失敗を愚痴るより、次に同じ失敗をしない為に何をするべきか?ということに真剣に取り組めばいいだけです。
*チャンスはいつ目の前に現われるかもしれないので、いつ現われてもしっかりと掴めるように・・
暇な時こそ、その為の準備をする時期だと思って行動すれば日々充実します。
暇な時に「あ~~どうして、仕事がないんだろう・・」と、落ち込みながら日々を過ごしてる人より、いずれやってくるチャンスを掴む為の努力をしてる人に運命の女神は微笑んでくれると思います。
もし、あなたが運命の女神だったら、日々愚痴ばかり言ってる人にチャンスを与えようって思いますか?
*写真とは関係ないような事でも、いつ、どんな時に役に立つか分かりません。
映画、旅で見つけた風景、街並み、雑誌、写真集などなど・
何かを見て「これいい!!」と思ったら、それが、場所でも、構図でも、色使いでも光の具合でも・・・とにかく、自分が「いいなぁ~」と思ったものを忘れないないようにファイルしてくといいですよ。
僕は映画と旅が好きだったお陰で、プロになってから随分と助けられました。
*このワンちゃんのベロが可愛いでしょ(笑)


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1つ1つ大切に仕事をこなして、ステップアップしていくのですね。
心に響きました。
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今日のお話・・・写真とは関係ありませんが、
まだ、今よりは若いころ、はじめての海外出張を一人で行け、と言われた時のことを思い出しました。
フロリダでしたが、数日後という急なものでした(笑)
しかも滞在時間はホテルでの2泊を含めて35時間程度(笑)
でも、楽しかった~^^
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なるほどーそうですね!
普段から色んなものに触れて
感じて、いい印象をたくわえておく事は
何事にとうしても大切なことでなんですね~
つい最近スケッチの先輩から「自分の中に引き出しをたくさん作るといいよ!」
と言われました。ふむふむです。
わんこの表情とペロがたまりませーん♪
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* m さんへ
はい、焦ら1歩ずつです。
*イザワさんへ
僕はハワイ1泊というロケがありました(笑)
*なおこさんへ
引き出しには色んなものを入れとくと役に立ちますよ。