撮影場所の許可に関して。

By | 2012年9月11日

Q:お忙しいところ、失礼致します。
いつもタクマさんのDVDとブログで楽しく勉強させていただいております。
どうしても分からない事があったので質問させて頂けますか?

■雑誌や写真集や作品創りなどで、
街中や砂浜などで著名人やモデルを撮影する時の撮影許可についてです。

1−『撮影するには道路使用許可や、場所ごとに個別の撮影許可が必要である』という事は知っているのですが、カメラマンや雑誌の編集部の人は実際にいちいち許可を取っているのでしょうか?

2−もし道路使用許可を得ていたとしても撮影当日になって、『こっちの道路もいい感じだから撮ろう』という事も有り得ると思います。

3−また、明らかに許可が取れそうに無い道路のど真ん中で(車の合間を縫って)モデルを撮った有名カメラマンの写真が本に掲載されているのも見たことがあります。

4−あと、海外ロケの場合も事前にちゃんと許可を撮っているのでしょうか?

今後カメラマンとして活躍する前にこのモヤモヤを解消したいと思い、質問させて頂きました。

お忙しいところ大変恐縮ですが、回答頂けると有り難いです。
宜しくお願いいたします。

A:僕なりの返答です。

1−公園やどこかの建物の前などで撮影する場合は、許可を取っていますが、普通の道などでは、そのまま撮ることの方が多いですね。

2−そういった場合は、大きな声では言えないのですが・・誰もいないのを見計らってササッと撮ります。

3−多分、ササッと撮ったのでしょう。

僕の場合は、こういった人が沢山いるような街に中での撮影は、早朝に撮ることが多いですね。

よく、早朝の渋谷とか原宿で撮りましたから。

4−海外と言っても、撮影する都市や撮る場所によりますね。

撮影が大掛かりではない、雑誌や写真集やCDジャケットの場合は、街の中で「ここいいね」という感じで許可なしで撮ってて、そこが本当は許可が必要な場所で注意されたら「ゴメンナサイ」と謝って速やかに撮影中止ということです(笑)

僕の経験上、南国の島は、だいたいどこでも大丈夫でした。

広告の場合は、事前にコーディネーターが撮影許可を取ってくれるので、カメラマンは心配しなくて撮れます。

一番いい方法は、事前に撮影場所をロケハンをして、雑誌だったら編集部の人に「この場所って許可いるんでしょうかね?」と、聞いてみるのが一番です。

そして、「許可要りそうだね」ということになったら、事前に許可を取ってもらい、「大丈夫じゃない?」ということになったら、トライしてみて、誰かに注意されたら謝って撮影終了にすればいいと思います。

「もし、ここがダメだったら、代わりにあの場所で撮ろう」というオプションを考えているとベストですね。

今はわかりませんけど、僕が若いころは「誰かに注意されるのを怖がってたら、いい写真なんか撮れるわけないだろう!!」という気分で撮っていました。

あなたにも「そうしなさい」と言ってるのではありませんので、誤解されないように(笑)

120821-2.jpg
*鳳凰が飛んでいるように見えた雲。

*このブログで何か質問したいことがある人は、どのようなことでも大丈夫ですので遠慮しないで、このブログのコメント欄に質問して下さい。
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5 thoughts on “撮影場所の許可に関して。

  1. ますいしんいち

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ほんとに鳳凰に見えますね。
    雲はいいですよね、パンにみえたりウサギに見えたり一日見ていて飽きません。
    これからの季節は雲も更にキレイですよね。
    今日もありがとうございます。

    Reply
  2. 佐貫将太

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    質問させて頂いた、佐貫です。

    お礼が遅くなりすいません。
    とても参考になりました!

    これで自信を持ってロケに臨む事が出来そうです。
    有り難うございました。

    Reply
  3. ASUHA-明日葉-

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    シエスタ写真家・ASUHA-明日葉-です。
    Q4・海外撮影について、捕捉です。

    タクマさんの仰るとおり、撮影する都市や場所によって状況は変わります。

    撮影が「商用」の場合、事前の許可を必要とするところが多いです。
    つまりコマーシャルのような大掛かりなものはもちろんのこと、例えばポストカードを作ってフリーマーケットで販売するといったことも、厳密にはコレに当てはまります。

    私が主に撮影しているギリシャの場合、いかなる商用撮影にも事前に許可申請が必要です。
    遺跡(ヨーロッパには多いですね)を撮影する場合、さらに特別な手続きが必要です。

    フランスやイタリアなどなど、国が変わればやはりそれぞれに申請が必要な場合がありますし、独自の規定やルールがあるので、しっかり頭に入れておく必要があります。

    実際のところ、職業写真家の方でも許可を得ず撮影される方が多いようですが、後々トラブルになって訴訟になるということもあるようです。
    無用なトラブルを避けるためにも、きちんと許可申請するべきです。

    許可申請については、各国の大使館や観局のウェブサイトに掲載されていますし、見当たらない場合は電話で尋ねてみてください。
    許可申請と聞くと難しそうですが、殆どの場合、意外と簡単ですよ。

    鉄道駅や空港、港湾など、みなさんが何気なく記念撮影しているところも、実は多くの国で治安面・軍事面の観点から撮影禁止の場合が多いです。
    私も以前、マルセイユの駅ではフィルムを抜かれて没収、チュニジアの港でネコを撮影していたら逮捕されそうになりました。
    気をつけてくださいネ♪。

    Reply
  4. タクマクニヒロです

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    *ASUHA-明日葉-さんへ
    非常に役に立つコメントありがとうございます!!

    Reply
  5. 佐貫将太

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ASUHA-明日葉-さん

    ご丁寧な補足有り難うございます。

    ギリシアがこんなに厳しいとは知りませんでした。
    国や場所ごとに事情が異なるという事を頭に入れておきたいと思います。

    そして、リサーチが重要だという事も分かりました。

    将来の海外ロケのために非常に参考になりました!

    Reply

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