Q:こんにちは!いつもタクマさんのブログ読ませていただいてます。
私は、今高校3年生で、日芸の写真学科に進学しようと考えています。
6月の終わりごろにオープンキャンパスがあり、そこで自分のフォトアルバムを持っていって見てもらおうと考えているのですが、どのように作成すればよいのか全くわかりません。
写真のサイズやどのような紙に印刷すればよいかなど教えていただければ幸いです。
また、印刷はカメラのキタムラなどの店でもやってもらえるのでしょうか?
ちなみに風景写真がメインなのですが配置する場所も考えた方がいいのでしょうか?
質問ばかりですいません。
長文失礼しました。
お暇なときにお答えいただければ嬉しいです!
A:僕ではなく、ノウミさんがあなたの質問への返答をコメント欄から返答してくれました。
あなたが僕がブログに書く返答だけを意識して、ノウミさんが書いたコメント欄を見ないといけないのでここに掲載させて頂きます。
*KAZUMI さんへ、ノウミと申します。
日芸写真科のオープンキャンパスつて6月29日ですよね。
ならば、少し急いだ方がいいです。
さて、写真のサイズは、私はA4が最適だと思ひます。
それ以下だと六切りになる場合がほとんどですが、これは正直、おすすめできません。
でもその下の2Lだと、六切りよりはおすすめ出来るものの今度はサイズがいかんせん小さい。
そこで、やはりプリント代はかかりますが、A4サイズをおすすめいたします。
なぜ、六切りといふ昔からあるサイズよりも値の張るA4の方がよいかといふと、写真を入れる入れ物(ポートフォリオとか云ふ)の数と種類に圧倒的な差があるからです。
これは店頭に行けば分ります(たぶんヨドバシカメラ新宿西口本店カメラ館地下1階がいちばん品揃へが豊富)。
さて、オープンキャンパスに持参する写真を選んだら(←これ、ものすごく重要ですよ!先生になぜそれを選んだのかを問はれるかも?
また並べる順序も大事。選んだ写真をどのやうな流れ<ストーリー>で相手に見せたいのかをよーく考へてね。撮つた順とかあんまり意味ないですよ)、写真のプリント(印刷)をお店に頼みます。
このサービスは大手のカメラ屋なら普通にやつてゐます。
ネット経由で注文して宅配で受け取る、なんてワザも可能です。
ただし、店によつては1週間ほどかかるところもあるやうなので、急げるところは急いでください。
また、自分のパソコン・スマホ・タブレットその他で見てゐる色合ひとお店プリントのそれとは、ほとんどの場合一致しないと思つて覚悟しておいてください。
きつとどこかで「うそー!」となります(幻滅しないためには写真用のプリンターで自宅で印刷するしかありません)。
次に、写真が出来たら、ポートフォリオなる入れ物に写真を入れませう。
要するに写真専用のクリアファイルです。
これまた値段もピンきりなので、ほんの少しだけ質に妥協すると安く出来ます。
ただし、安物でも「写真用」を選んでください。
ところで、KAZUMIさんの写真はヨコ位置ですか?それともタテ位置ですか?
それとも混在してゐますか?
問題は混在してゐる時です。
写真を見る人が首を傾けなくても済むやうに出来るならしてください(例・タテ位置の写真をヨコ向きの紙に印刷する。もしくはその逆)。
さういふ印刷が可能かはお店と相談した方がいいかもしれません。
さて、参考までに、ヨドバシカメラとカメラのキタムラのプリントサービスとおすすめのポートフォリオ(20枚まで入ります)のURLを貼つておきます。
お値段等はこちらで。あ、小文字の h を補つておいてください。
ttp://www.yodobashi.com/ec/print/
ttp://www.kitamura-print.com/
ttp://www.fueru-mall.jp/nakabayashi/products/2014.html
ttp://www.fueru-mall.jp/nakabayashi/products/1941.html
とはいへ、上記の方法ではなくいはゆる「フォトブック」がよいといふ場合は、
ttp://photobook.kitamura.jp/
でご確認くださいませ。
*ノウミさんへ
質問された方への、とても分かりやすい返答ありがとうございます!!
僕は、そんなに急いで返答しなくてもいいのかと思って、のんびり構えていました。
*このブログに色んな質問をされている方に対して、分かりやすくて尚かつ詳しい返答コメントをして下さっている方達、本当にありがとうございます。
僕はプロカメラマンとして仕事をしていますけど・・・
写真に関してのあらゆることに対して「100%知っている」なんてことはありません。
先日のカラープリンターとモニターの設定の件でも、あなたの方がず〜〜と詳しいです。
これからも、あなたが「これは私も答えられる」という質問があったら、遠慮なくコメント欄からの返答をよろしくお願いします。
あなたのお蔭で、この「カメラマンヘの道」というブログの内容がいっきに広がったような気がします。
ありがとうございます!!
それでは、今日1日、「今」の自分がやるべき事にベストを尽くして下さい。
*このブログで何か質問したいことがある人は、どのようなことでも大丈夫ですので遠慮しないで、このブログのコメント欄に質問して下さい。
僕が知らないことは「知りません」とはっきり言いますけど(笑)その時はお許し下さい。
あなたは……
スタジオライティングのことを知らないから、カメラマンにはなれない!!
と、諦めていませんか?
プロになる前の僕がそうでした。
プロが撮った写真を見て 「どんなライティングで撮ったんだろう?」って、思いませんか?
僕も独学でカメラマンになったので、今のあなたの気持ちがよくわかります。
そんなあなたの為に・・・
スタジオ撮影が未経験の人でもプロのライティングが簡単に学べるDVDを制作しました。
実は、スタジオライティングを学ぶことはあなたが想像しているより簡単なのです。
「ライティングのコツ」を知ればいいだけなのです。
僕が雑誌の表紙やグラビア撮影で実際に使っている、プロのライティングを簡単に学べる
★DVDは6つあります★
↓ ↓
詳しいことはこちらから
特に人気のあるのはこの2つです。
↓ ↓
プロのスタジオライティングが学べるDVD1→紹介動画
室内でクリップオンストロボを使ったライティングが学べるDVD5→紹介動画
自然光は入らない場所でも、自分の得意な光(ライティング)を作れるカメラマンは強いです。
「自分はこの光で撮ればいい写真が撮れる」という、圧倒的な自信が生まれるからです。
「ライティングに自信がない」 「プロのライティングテクニックを知りたい」という人は、
ぜひ僕が制作した→DVD を見て下さい。
☆☆「少しも役に立たなかった」と思った人には、全額返金していますから安心して下さい。
★「カメラマンになりたい」 「写真で稼ぎたい」という人の為にマンツーマンワークショップをやっています
↓ ↓
詳細はこちらをご覧下さい
★宅間國博のHPは→こちらから
★クリップオンストロボの周辺機材のことでしたら→エンジョイカメラ.JPさんが、オススメです。
★クリップオンストロボの周辺機材の使い方を学べるブログです→NPLUGGED STUDIO
*このブログへのコメントは、管理者が確認してからアップしますので、コメントしてからすぐにアップされなくても心配しないでください。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
kazumiさんへ
ますいと申します。文面からだとAO入試をご希望のようですね。作品は大切ですのでノウミさんがおっしゃるようにしっかりと作成した方がいいと思います。それと写真学科にはいろんな科目といろんな先生がいらっしゃいます。オープンキャンパスを通じてまずは自分の五感で日芸が自分にふさわしいかどうか、自分が学ぶべき道があるかどうかもじっくり見極めて欲しいと思います。ボクも日芸出身ですが当時はオープンキャンパス等ありませんでした。(40年ぐらい前)専攻科目もおおざっぱだったので入学してからどの道を進むか再度考えました。日芸の一番いい所は写真だけでなくいろんなアートの分野があることです。それらの分野で学んでいる学生達との交流は必ずあなたの将来に身となり肉となります。ボクはぜい肉になりましたけどね(笑)ともかくじっくり見て不安な所は質問してオープンキャンパスを楽しんで下さい。作品を見てもらう事も大事ですが日芸の中身も隅々までじっくり見て下さい。
SECRET: 0
PASS: 655d940a681815791b2483dd72f063c5
*タクマさんへ
ノウミです。こちらこそ有難うございます。
何しろタクマさんにはお世話になりましたから(ワークショップ、ライティングDVD)、今度はこちらがちよつとでもお役に立てれば、といふ気持ちです。
私は別に職業カメラマンをしてゐるわけではありませんが、ここ2年ほど「頼まれて撮る」機会が増えました。成人式、ネットショップの商品、バンドのアー写やライブ写真、などなど。タクマさんの言ふ「プチ・カメラマン」になりつつあります。
ここで役に立つたのがワークショップで教はつたあれこれなのですね。「だれかのためになる撮り方・だれかを喜ばす写真」て、かういふことかなと思つてゐます。
それとやつぱり本業が本業なので、受験生の応援は無条件でしたくなつてしまふのですね(笑)。
また折に触れ書き込みます。よろしくどうぞ。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
KAZUMIさんへ。
日本大学芸術学部のオープンキャンパスに行って、写真を講師の方に見てもらいたいというお話しと解釈します。
おそらくあなたのような希望に満ちた高校生が大量にオープンキャンパスに訪れますよね。
で、たぶん彼ら彼女らの大半があなたと同じように「写真を見てもらいたい」と思うのではないでしょうか?
自分はオープンキャンパスに行ったことがないのでわかりませんが、オープンキャンパスでは講師の先生はあまりいないのかとも思います。どちらかというと学校の施設を見たり、生徒の作品を観たりするのかなと想像します。
自分ならどうしますかね?
人と違うことを考えてみましょう。
A4サイズのブックを作って講師を捕まえることができてもほとんど見てもらう時間はないでしょう。(※いくらあなたの風景写真が素晴らしくても)。プリントするだけお金の無駄です。※A4プリントだと1枚900円はします。たった20枚プリントでも18000円! 40枚で36000円!!!
もしも自分なら、自分のベストと呼べる写真2点を「全紙(457×560」※プリントなら一番大きいサイズ」を2枚プリントし、そこそこの価格のフレーム(余白がつく)」にいれて見せびらかしながらオープンキャンパスを見て歩きます。
そうすると、おそらく講師(または在学生)の方からあなたを見つけて(おっ!大きな写真を持った変なやつがいるぞ!)声をかけてくれるかと思います。
まあ100%の確証はありませんが、芸術大学に行くと言うことはそういう事を思いつく人間でないといけないということです。(※自分は昔の武蔵野美術大学短期大学部デザイン科卒)。
この他にもいろいろと方法はありますが、まずは「目立つ」こと。
あと、プリントする場合ですが、「FUJI」のペーパーを使い短時間で出すキタムラのようなところもありますが、オススメなのは「KODAK」のペーパーを使い出すところです。仕上がりが違います。
探してみる時間がないなら浜松ですが「フォートピア」で検索してみてください。ここはKODAKのペーパーです。
またはipadに写真を入れてみてもらう方が良いかと思います。見る方も楽だし。綺麗に見えるし。(※iPadはどのみちこれから学生やカメラマンの最低限の必需品になるので買って損はないかと思います)
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
ノウミさん、とても詳しく、分かりやすくお返事いただきありがとうございました!
オープンキャンパスに間に合うように、急いで準備したいと思います!
本当にありがとうございました!!
SECRET: 0
PASS: 655d940a681815791b2483dd72f063c5
こんばんは。ノウミです。
少し気になることがあつて、日大芸術学部写真学科のWebサイトを覗いてみました。オープンキャンパスに専任教員は何人くらゐ来るのだらうかと。
さうしたら、昨年度は11人の専任教員のうち何と8人も来てゐるんですね。
もちろんオープンキャンパスの性質上、入試科目・難易度・出題傾向・勉強法・生活(バイトその他、地方からの上京組みには大事な話かも)に関する質疑応答が中心になりさうですが、専任教員に写真を見てもらふ機会は、無い訳ではないやうです。
ただし、午前10時から午後4時まで続く何でも相談みたいなのは、受験勉強中心の相談会のやうなので、チャンスは各教員・教授の行なふ模擬授業や体験授業の前後の時間となる……のかな?
折角フォトアルバムを用意したのに無駄になつては残念すぎるので(なので、お金のことが気になる場合は2Lサイズで作るといふテもあります。これならぐんと安くなりますし)、日芸の教員(らしき人)を見かけたら、積極的にトライしてみてください。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
*KAZUMIさんの質問に、コメントしてくれたみなさん本当にありがとうございます!!