Q:タクマさんは、撮影中どんな話題を振りまいてその日撮る人をリラックスした雰囲気にさせていらっしゃるのでしょうか?
タクマさんが意識的に撮影時に心がけているコミュニケーションのポイントを教えて下さい。
A:僕の場合は、モデル撮影会などの経験がありませんので、ここで書くのはカメラマンという仕事として女の子を撮影する場合の話です。
まず撮影当日、会った時の挨拶で
「今日は忙しいのに来てくれてありがとうね」みたいな感じで
「撮影に来てくれてありがとうございます」という気持ちを、自分なりの言葉で伝えるように心がけています。
あと、 撮影中にどんな名前で呼んだらいいか聞くようにしています。
例えば「友達には何て呼ばれてるの?じゃあ僕もそう呼んでいい?」みたいな感じです。
撮影中に、何かにつけて名前を呼んであげることで、モデルになってくれる子と友達感覚になれたり、
カメラマンも若い時はお兄さんモードになったり、
撮ってて、お互いの波長が合う時には恋人モードになれます(笑)
あとは
「朝、食べた?」とか
「きのうは眠れた?」とか
「晴れてよかったね」とか
何か音楽を聞いていたら「何聞いてるの?」みたいな感じで
コミュニケ−ションを深めていくようにしています。
話す内容はなんでもいいのです。
撮影前に会話をすることで、初対面のこの日モデルになってくれる子はリラックスしてくれます。
撮影中も、撮った写真をカメラのモニターで見てもらいながら、
例えば「ほら、これ、いい表情してるじゃない!」
「この感じでいいよ」みたいな感じで、
とにかく褒める、そして、いい気分になってもらうのです。
撮り始めた数分間、カメラマンのあなたが思ってるようないい表情をしていなくても
「いいね!」とか「かわいい!」って褒めてあげることが大切です。
モデルさんはカメラマンに褒められるとうれしくなって、どんどんいい表情になってきます。
大切なのは最初からいい表情を撮ろうとしないことです。
褒めながらシャッターを押しているうちにカメラマンのあなた自身も、初めて会う女の子(人)を撮ることになれてきますから、
お互いが、少しずつリラックスしていい写真が撮れるようになってきます。
とにかく撮影しながら名前を呼んであげて下さい。
「○○ちゃんカワイイ!!」 「○○ちゃん、いいね!!」みたいな感じで・・
あなたが言いやすい言葉でいいのです。
ドキドキする人は、撮影の前の日に鏡の前でカメラを構えて「○○ちゃんカワイイ!!」「○○ちゃん、いい表情してる!!」と言った感じの練習をすればいいですよ。
そうした練習をしてると撮影当日は結構言えるようになります。
最初は誰でも恥ずかしくて言えないものです、恥ずかしいのはあなただけではありませんので安心して下さい。
僕は今でも恥ずかしいですから(笑)
撮影されている女の子がカメラマンに言われて一番うれしい言葉は
「カワイイ!!」だそうです(これ、本当の話です)
僕のワークショップの生徒さんで、初めて女の子を撮影する時に
「そうだ、タクマさんが言ってたカワイイだ」と思い出して
思わず「う〜ん、カワイイかも?」と言ってしまったそうです。
みなさん、女の子への声かけは「カワイイ」ですよ!!
くれぐれも「カワイイかも?」とは、言わないようにね(笑)
それでは、今日も1日、今の自分がやるべきことにベストを尽くしましょう!!
何か聞きたいことがある人は、どのような些細なことでも大丈夫ですので、遠慮しないでこのブログのコメント欄からして下さい。
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