カメラマンに向いてる性格

By | 2016年3月10日

Q:カメラマンに向いてる性格というのはありますか?

私は自分がカメラマンに向いてる性格なのかわかりません。

どのような人がカメラマンに向いているのでしょうか?

と、本当〜によく質問されます。

A:僕なりの返答です。

僕自身は、

「自分はカメラマンに向いている性格だ!」なんて1度も思ったことはありません。

カメラマン、写真家になる人は、特別な人種ではありません(笑)

ごくごく普通に

おおらかな人、小心者の人、短気な人、マイナス思考の人、プラス思考の人、などなどいろんな性格の人がいます。

僕が勝手に思ってることですけど

大切なのは、性格ではなくて

まず、

「写真を撮ることが何よりも好き」 という気持ちがあるか、どうか?だと思っています。

「写真が撮れるから、儲かりそうだからカメラマンにでもなろうか?」という気持ちでは、絶対に続きません。

理由は、カメラマンの仕事というのは

あなたに撮影を依頼してくれるお客さんが望む写真を撮る仕事です。

あなたが、撮りたい写真を撮る仕事ではないのです。

ここを勘違いしている人が多いのです。

だから、「プロになったら好きな写真が撮れなくなxった」と悩む人がいるのです。

プロは、あくまで、お客さんありきなのです。

あなたが、どんなに

風景写真を撮るのが好きでも

犬やネコの写真を撮るのが好きでも

女の子の写真を撮るのが好きでも

あなたに撮影を依頼してくれたお客さんに

「いい写真を撮ってくれてありがとう!!」と言ってもらえる写真を撮らなければダメなのです。

例えあなたが 「私は笑顔は撮るのは好きじゃない」 と決めてても

お客さんから 「笑顔を撮って欲しい」 と頼まれたら

あなたが撮影の依頼を受けた以上は、

お客さんが喜ぶ笑顔の写真を撮らなければいけないのです。

また、例えあなたが 「自分はボケ味がいい50㎜の単焦点レンズしか使わない」 という人でも

お客さんから 「ワイドで撮って、背景にもピントが合ってる写真を撮って欲しい」 と頼まれたら

依頼を受けた以上は、

ボケ味などない、ワイドレンズでと写真を撮らなければいけないのです。

つまり・・・

カメラマンに向いてる性格なんてことはどうでもいいのです。

プロカメラマンに向いている人は

あなたに撮影を依頼してくれるお客さんが望む写真を、

どのような条件でも、笑顔でベストを尽くして撮ることができる人です。

また、撮影現場では多くのスタッフと一緒に仕事をしなければいけなせん。

東京で、広告で人物の撮影をする例で話すと

カメラマン、デザイナー、アートディレクター、プロディユーサー、代理店の営業、クライアントさん、スタイリスト、ヘアメイク、タレントさん、タレントさんのマネージャー、などなど最低でもこれくらいの人達と共同作業をします。

いざ、撮影になると、カメラマンのあなたが映画監督のように指揮を執るのです。

雑誌のモデル撮影だと

カメラマン、編集者、モデル、スタイリスト、ヘアメイク、などなど

これも、いざ撮影になると、カメラマンのあなたが、

どこで、どの順番で撮影をするのか、という指揮を執るのです。

地方のカメラマンでも、撮影に関わるスタッフの人数は東京に比べたら少いと思いますけど

現場をまとめて、撮影をスムーズに進めるという作業はまったく同じです。

自称、人付き合いが日本一悪いカメラマンの僕でも(笑)

撮影現場ではスタッフ全員とコミュニケーションを取りながら

撮影をスムーズに進める行為をしているのですよ(汗)

だから、

撮影に関わる多くのスタッフをまとめるという作業が苦手な人には、

向いていないかも?しれませんね。

絶対に向いていないと言ってるのではありませんので、ご心配なく。

「私は人と関わりたくない」とか

「私は、自分が撮りたい写真しか撮りたくない」という人は

僕のような、お客さんがから依頼されて撮るというカメラマンではなくて

好きな写真を撮って、

個展や写真集などで、世の中に写真を発表をするという写真作家になればいいのです。

長々と書きましたけど・・・

「カメラマンに向いてる性格って何?」という問いの答えは

「お客さんのわがままな依頼を、自分の撮る写真でおもいっきり叶えてあげよう!!」

「お客さんの笑顔を見ることが自分の幸せ」

と思える気持ちを持ってる人だと思います。

理由は・・・・

あながた、どんなに上手い写真を撮れる人でも

あなたに

撮影を依頼してくれるお客さんが1人もいなければ

あなたはプロではなくて、ただの写真好きな人なのです。

あなたに撮影を依頼してくれるお客さんがいるからこそ

あなたが

「私はプロカメラマンです」と宣言できるのです。

そして、その収入で生活ができるわけです。

昭和の演歌歌手が 「お客さまは神さまです」と言ってましたけど

僕はその通りだと思います。

だって、お客さまがいるからこそ

僕は好きな写真で生活できているわけですからね。

プロカメラマンとして多くの収入を得たいのでしたら

多くのお客さまに喜んでもらう写真を撮ればいいのです。

お客さんからの

「いい写真撮ってくれてありがとう」の気持ちが

撮影料です。

いろいろ書きましたけど

これは、僕が勝手に思っていることです。

この考え方が絶対に正しい!と、あなたに強制しているのではありません。

「あ〜そんな考え方もあるんだなぁ〜」という

かる〜い気持ちで読んでもらえたら幸いです。

それでは、今日も1日、今の自分がやるべきことにベストを尽くしましょう!!

I-11

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2 thoughts on “カメラマンに向いてる性格

  1. 鈴木

    タクマさん、ご無沙汰しております。

    最近は、写真以外の勉強もしていて、お店としての商売について勉強させてもらっています。

    売れる店と売れない店の違いが大きくて、店が儲からなくても、お客さんが喜んでくれて、また、来て欲しい!と思っているお店には、常に沢山のお客さんがいらっしゃいます。

    売れない店は、自分の考えを押し付けて、自分のやっているのが気に入らないなら、何が気に入らないのか言ってみろよ!
    うちは、儲けなしでやっているんだ!と言ってお客さんがいないお店。

    売れている会社の社長さんの言葉ですが、タクマさんの言葉のように、お客さんがワガママで当たり前。
    お金を払っていく立場なんだから。
    だから、こちらも、お客さんにワガママを言わせてもらえる位、最高の品質とお客さんに愛される人柄を造りなさい。と言っておりました。

    とある会社の社長さんに言われた言葉を書きました(_ _)

    Reply
    1. TAKUMA Post author

      鈴木さんへ
      素晴らしいコメント、ありがとうございます!!

      Reply

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