質問への返答パート5

By | 2017年8月1日

Q:海や朝焼け、夕焼けなどの風景を撮るのが好きなのですが実際目で見ている物とかなり違う物になってしまいます。
空と海を同時に撮るときに片方は実物に近くてももう片方の色が色あせてたりします。
両方を実物に近づけるにはどうしたら良いのでしょうか?
Photoshopなどで加工するしかないのでしょうか?

A:カメラに彩度を調節する機能が付いているのでしたら、風景写真は彩度を上げるだけで見た目のような感じの写真にすることができます。

Photoshopなどがいいのは、青、赤、オレンジ、黄色、緑といった、あなたが強調したいその色だけを強くしたりすることができるので便利です。

風景を撮っている、プロ、ハイアマチュアの中から、撮った写真を加工していない人を探すのは難しいと思います。

それくらい、みんな写真を加工しています。

Q:一眼レフカメラの普及より、スマホの普及、画像の繊細さが同等、もしくはそれ以上の性能を持ったカメラになっています。
最近は、iPhoneとクリップオンストロボをリンクして、撮影が出来てしまう位です。
プロとして、これからの時代、プロの現場でスマホ撮影が普及すると思われますか?

A:自分が望むことが可能だと感じたカメラマンは使っていくでしょうね。

あくまで、使うその人が決めることだと思います。

Q:写真家を目指し急にスランプに陥ってしまい、写真を撮るのが嫌になってしまいました。
そんな時は、どのように克服してきましたか?

A:申し訳ありません。
「僕は写真を撮るのが嫌になる」という気持ちになったことが1度もないのです。

だから、スランプを味わったことがないということです。

前にも書いたんだけれど、

僕は、仕事は別としてプロになってからもプロを目指していた当時も

「写真を撮りたいと思った時しか、カメラを持ち歩かない」のです。

これが撮るのがイヤにならない理由かもしれないですね。

「〜だから、撮らなければいけない」という考え方をしたことが1度もないのです。

Q:写真に納品とレタッチで使うPCについて。
人によっては、windowsで問題が無い。別の人に聞けば、macが良いと言います。
今現在、Windowsマシンでの作業は問題ありませんが、クライアントさん別に分けた方がいいのか教えて下さい。

A:あなたが、Windowsで問題ないと思っているのでしたら今のパソコンでいいと思いますよ。

クライアントはカメラマンが使ってるパソコンの銘柄なんて、気にしていませんから。

もし、クライアントさんに分けて欲しいと言われたら、使い分けを考えたらどうでしょう。

Q:写真活動と仕事の両立。
今現在、会社員なので休みの日のみ風景写真を撮っています。
今後、収入が安定し会社員を辞めて、独立するタイミングはいつ頃なのでしょうか?

A:それは、あなたが決めることだと思います。

あなたが「よし、会社を辞めて独立しよう!」と思った時が、その時です。

ただ、誤解しないで欲しいのは

あなたが「よし、会社を辞めて独立しよう!と思って独立したら、

「明日から写真で食べていけることが約束された」ということではありませんからね。

全ては「あなたの才能が、どれだけ市場に受けいられるか?」ということです。

会社員のうちに、それを確かめたらどうでしょう。

Q:宅間さんは、「単なる笑顔」では無い、その人の「最高の表情」を引き出しています。
人それぞれの個性と対峙し、限られた撮影時間の中で「これだ!」という表情を引き出し
切り撮るために、カメラマンがなさねばならないことは何なのか。
今一番悩んでいます。アドバイス頂ければ幸いです。

A:が思うことは

あなた自身が「限られた時間でどう撮るか?」ということに対して

「どれだけ、努力するか?」だと思います。

僕の場合は撮影前日までに、頭の中で

ありとあらゆるシミュレーションをします。

その中で、ある程度の方向性を見極めて当日の撮影に挑みます。

現場では「予定通りはいかない」という気持ちでいるので

そこそこのことでは、焦りません(笑)

そして、撮りながら 

自分が撮りたい表情になるように、コミュニケーションの技で持って行きます。

コミュニケーションの技は、撮りたいもので変わります。

そして、自分のストライクゾーンに入って来たなぁ〜と感じたは、

ここぞ!とばかりいっきにアクセルを踏みます(笑)

アクセルを踏むとは、いい表情になってくれるように

いい表情を保ってくれるように

おもっきり声掛けをするということです。

この作業が、撮影の醍醐味だと思っています。

メチャメチャ楽しいのです。

僕の場合は、事前のシミュレーション70%、本番が30%という感じですね。

Q:今回は、どのような経緯で出版が決まったのですか?

A:写真展の会場に大きなブックを誰でも見れるように置いていました。

それを見た、出版社の人が気に入ってくれたのです。

Q:以前のブログに、ペンキの写真はアート色が強すぎて、出版は難しいと言われた・・・
と書かれていたと記憶しています。

A:以前はアート志向の写真を受け入れてくれる時代ではなかったのだと思いますね。

今は、インスタのお陰で1✕1画角の写真が受け入れられるようになったのと

多くの写真家がアート志向の写真を発表するようになったので、

やっと受け入れてくれる時代になったのかも?しれません(笑)

Q:外国人(素人)でも日本でカメラマンなれますか?

A:この世界は、才能があれば国籍に関係なく誰でもなれます。

ただ、日本語はある程度話せた方がいいと思いますよ。

Q:写真家を目指されたきっかけは何ですか?

A:会社務めをしてて、何十年も同じ仕事をするのだったら

「好きなことを仕事にしたら、毎日が楽しいだろうなぁ〜」と思って、カメラマンへの道を歩むことを決めました。

Q:それは何歳の時でしたか?

A:25歳です。

Q:私は今年の4月からウェディングフォトグラファーの仕事に転職したのですが、見習いの身ですのでお給料が安く、2人いた同期は金銭面や体調面の理由で辞めて行きました。
タクマさんもプロのカメラマンとして一人前になるまでに、お金の面や人間関係で苦労されたと思います。
それでもお仕事として続けられたのは、写真が好きだからですか??

A:僕は、どんな仕事をしても

「お金の面や人間関係で苦労することは必ずあるものだ」と確信していました。

だったら・・・

好きではない仕事をしながら、お金と人間関係で苦労するのと

好きな仕事で、お金と人間関係で苦労するのとでは

どちらの方が、「嫌なことに耐えられるだろうか?」と考えた結果

「一番好きなことを仕事にして、その苦労をした方がいい」と思ったのです。

Q:もし、辛くて、辞めてしまいたいと思ったことがあれば、どうやって乗り越えましたか?

A:専門学校を中退した時に、先生紹介された

超有名な物撮りカメラマンのセカンドアシスタントに採用された時に「やった〜これで有名カメラマンになれる」と有頂天になりました。

でも・・・

毎日が、あまりにも辛くて

たった3ヶ月で、もう耐えられないと思って辞めさせてもらいまいました。

3ヶ月で前髪が真っ白になりましたからね。

そして、辞めた時は

「もう、カメラマンにはなれない」と落ち込みましたよ。

でも、よくよく考えたら・・・

そのカメラマンのアシスタントとしては、向いていなかっただけで

プロカメラマンとしてダメだったわけではないじゃん

ということに気がついたのです。

あと・・

「自分は物撮りには向いていない、ということがわかっただけでも、よかったじゃん」と思えるようになって

未来が真っ暗だった僕のカメラマンへの道に光が差し込んだのです。

その瞬間から、落ち込んでいた気持ちがいっきに明るくなりました。

この時決めたのは「人生無理するのはやめよう」でした(笑)

それでは、今日も1日「笑う人には福来たる」という気持ちで過ごしましょう!!




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