今年もありがとうございます。
今年最後の「カメラマンへの道」は、カメラマンのあなたがプロフィールに何を書けばいいのか?
を書きます。
まずプロフィールを書くにあたって、あなたのクライアントさんは誰なのか?ということで内容が変わります。
大きくわけると3つです。
Aー出版社、デザイン事務所、広告代理店、レコード会社という法人がクライアント
Bー七五三、マタニティー、ニューボーンフォト、成人式、ブライダル、各種イベント、プロフィール写真など一般の人がクライアント
C−各種企業、地方公共団体がクライアント
この3つで少し内容が変わります。
まず
Aがクライアントのカメラマンがプロフィールは
1−名前
2−年齢
これは無理に書かなくても聞かれたら答えればいい
3−出身地
自分と同郷というだけで安心してくれ確率があがります。
4−学校
これは自信がある人は書いて下さい(笑)
「クライアンさんと同じ学校だったら同窓生なんだ!と心の距離が近づきます。
5−プロカメラマンのアシスタントをしていたら、そのカメラマンの名前
この人は、仕事の流れを知ってると安心してくれます。
独学でも作品がよければまったく問題はありませんのでご安心を!
5−趣味
例えば、犬が好き、ネコが好き
バイク、車、サーフィン、釣り、テニス、コメ作り、映画、アニメ、音楽、読書、旅
などなどです。
それも、映画だったら「〜〜が好き」
犬だったら「〜〜とう犬種」
バイクだったらオフロードが好きという具体的なことを書けばいいですよ。
理由は、クライアントさんが「おっ、このアーティスト私も好きだ!」とか
「私もネコ大好き」「バイクの話で合いそう」みたいに
自分と同じ趣味というだけで、
クライアントさんとの心の距離がいっきに縮まります。
5−写真賞の受賞歴
業界の人が知ってる写真賞を受賞していたら書いた方がグレードがあがります。
誰も知らない賞は「何これ?」と思われるだけなので書いても無駄です。
6−どんな写真が得意なのか?
これからどんな写真を撮っていきたいのか?
というあなたのカメラマンとしての姿勢を書く
これは作品を見てもらったらわかるのですが、
あなたの言葉でもアピールすれば、あなたのエネルギーが伝わります。
あなたのプロフィールを見てクライアントさんが知りたいのは
あなたの人柄です。
「このカメラマンってどんな人なんだろう?」を知りたいのです。
その時に
「この人と一緒に仕事したいな」
「この人に撮って欲しいな」と感じてもらうことです。
これが一番伝わるのが、あなたの趣味趣向を具体的に書くことなのです。
Bのカメラマンの場合
1−名前
2−出身地
3−趣味
Aと同じ感じです。
4−受賞歴
あまり知らない賞でも大丈夫です。
理由は「このカメラマンは賞を取ってる人なんだ」と良い印象を持ってもらえます。
5−資格
写真検定、色彩検定、など写真に関する何かしらの資格を持っていたら書くといいです
理由は「このカメラマンは色んな資格&肩書を持ってる」と安心してもらえます。
ただし、Aのカメラマンはこのような資格を持ってても書かない方がいいです。
理由は、Aのクライアントさんはカメラマンに資格は求めていないからです。
逆に「このカメラマン、自信がないの?大丈夫?」ってマイナス効果になります。
6−今までの仕事歴
仕事歴がない人は書かなくて大丈夫です。
作品で勝負です。
7−なぜカメラマンになったのか?
「私は写真を撮ることでお客様に幸せになって欲しい」という強い想い
これを書くことで、お客様にあなたの熱意が伝わり
同じ撮ってもらうんだったら「このカメラマンさんに撮って欲しい」と思ってくれます。。
Cがクライアントのカメラマンの場合
1−名前
2−年齢
3−出身地
4−受賞歴
あまり知らない賞でも大丈夫です。
理由は「このカメラマンは賞を取ってる人なんだ」と良い印象を持ってもらえます。
5−資格
公共団体や企業はカメラマンに「間違いのない人」を求めます。
色んな資格を持ってることをアピールすれば、それだけで「このカメラマンは大丈夫!」って思ってくれます。
6−今までの仕事歴
まだない人は、作品で勝負です。
ざっくりと書けばこんな感じです。
ただ、どんなに素敵なプロフィールを書いても
一番大切なのは、あなたの作品ですよ。
誤解しないようにね。
今年も1年「カメラマンへの道」を読んでいただきありがとうございます!!
★2020年は、もし僕が30代後半の社会人で、会社をやめてカメラマンになると決めたら何をするのか?
という「ハッピーカメラマンへの道」の続きを、新年から書いていきますので、今まで途中で「あれ?もう書かなのかな?」と思った方楽しみにしてて下さい。
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それでは、よい新年を!!
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<カメラマン宅間國博・写真家タクマクニヒロ>のプロフィール。
カメラマンを目指して25歳で会社を辞め、試行錯誤しながら独学で30歳でプロカメラマンとしてデビュー。
仕事のジャンルは
今までに雑誌(SPUR/装苑/LEE/CanCan/MOREなど84誌と週刊朝日/+act./ViVi/with/大人のおしゃれ手帖/ザ・テレビジョン/non-noなど51誌の表紙)CDジャケット(aiko/矢沢永吉/Every Little Thing/TOKIO/今井美樹/織田裕二/水谷豊 その他)写真集、広告などでポートレートを中心の撮影をしています。
そして今はSNSで僕を見つけた一般の人からの依頼もあり、一般の人のポートレートも撮らせてもらっています。