先日、スタジオではなくて某会社の応接間で撮った時の話です。
その日の撮影は、3〜4カットの写真を撮る必要がありました。
普通、スタジオではない場所で撮影する時は
撮影する前に撮影する場所を見せてもらい、
そこで、どう撮るかを考えて
ライティングをセットします。
この日も
いつものように撮影現場を見せてもらえる時間をもらっていたので
部屋に入ってから
どこで、どんな写真を撮るのか?
を、考えてストロボをセットするつもりでした。
ところが
なんと・・・
撮影現場に着くやいなや
「撮影まで後10分です」と言われたので
「えっ、予定では最初に部屋を見せてもらって、撮影準備を含めて20分ほど時間をもらっていると聞いたんですけど」
と言ったら
「先ほと予定が変更になりましたので、あと10分で撮影です」と言われる
「わかりました、ではすぐに部屋を見せてもらいたいのですが」と言うと
「今、インタビューしているので部屋には入れないのです、インタビューが終わっらすぐに部屋に入って撮影して下さい」と言われる。
「撮影準備の時間はいただけないのですか?」
「はい、申し訳ありません。もうあと8分くらいでスタートですから」と言われる
「じゃぁ、インタビューを先にやっていただいて、その後から撮影させてもらうということでもいいですか」とお願いしてみる
「ヘアメイクが気になるので、最初に撮影お願いします」と、NG
まだ、カメラをカメラバックから出してもいないので
正直パニックになる。
とにかく
カメラを用意し、ストロボをセットできる準備をした。
まったく見たこともない部屋の入って数秒で
「どこで、どう撮る!」を判断して、撮影しなければいけない
「いや〜〜参ったなぁ〜」と思いつつ
「運がいいから大丈夫だよ!」と、自分で自分に言い聞かせる(笑)
そうしたら
「インタビューが終わったら、○○さんがメイク直しの為に5分だけ部屋を出るそうです
その合間にセットお願いします」と言われ
「よかった〜〜!」と胸を撫で下ろす。
○○さんが部屋から出てきた
入れ替わりに僕が入る
部屋の中を見渡す
大きな窓から外光が入ってるのを確認
「よし、ストロボは使わずに外光と部屋の明かりで撮ろう!」と即決!
そして、ここでアップを
ここに立って全身を撮る
ここに、座ってもらう
といった感じで
頭の中でシミュレーションして撮る場所と、撮るカットを決める
この間、2〜3分
そして、〇〇さんが部屋に戻って来たので撮影開始
撮影時間、5分
無事撮影終了!!
体中、汗びっしょり(笑)
「水が飲みた〜〜い!!」と心の中で叫ぶ。
いや〜〜この緊張感は
どんなゲームより凄いわ(笑)
今まで、色んな撮影をしてきたので
部屋の外で待ってる間の数分間に
部屋の中が、こんな感じだったらAパターン
こんな感じだったらBパターン
こうだったらCパターンと
色んなオプションを考えることができました。
おかげで、部屋に入った瞬間に「Cに決定!」
という感じに判断することができたのです。
「経験って、お金では買うことができない宝物なんだなぁ〜」と
つくづく思ったわけです。
それでは、今日も1日今の自分がやるべきことにベストを尽くしましょう!!
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