スタジオライティングの話。

By | 2011年5月23日

2つともスタジオで動きの激しい被写体の写真を撮ったものです。

左側の写真は、ストロボで躍動感のある被写体の一瞬動きを止めて撮ったものです。

右側の写真は、服やマフラーなど、被写体の激しい動きと一緒に動くものをブラして撮ったものです。

左側は、躍動感の一瞬の動きをカチッと止めて撮りたかったのでストロボを使っています。

右側は、激しく動く被写体をより強烈に表現するには、服やマフラーをブラした方がよりいいと思ったのでストロボではなDVD2で紹介している定常光ライトを使って撮影しました。

この撮影では、ライトを被写体の右側から1灯あてて、もう1灯を被写体の後ろのホリゾント(スタジオの白い壁のことです)に当てています。

この時は、顔はある程度止まった感じになり、服やマフラーがブレる感じというシャッタースピードを色々試して、最終的に40分の1と60分の1の2パターンで撮りました。

30分の1以下では写真全体が流れるようにブレてしまい、誰だかわからない写真になっていました(笑)
また、80分の1以上だと、今度は服もマフラーも殆どブレませんでした。

デジタル処理が上手い人は、こんなアナログ的な撮り方をしないで最初からストロボで撮って、撮影後に服やマフラーだけをデジタル処理でブラすと思います。

20110523-3.jpg

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2 thoughts on “スタジオライティングの話。

  1. Holly

    SECRET: 0
    PASS: 97643c99b9f7185ba0968b2503df67a1
    定常光では太陽に代表されるように常に明るく被写体を照らし、ほぼ見ているまんま写真に写ります。
    定常光の反意語が瞬間光です。瞬間光の代表選手はストロボです。シャッターを切った瞬間しか被写体を照らさないので撮影した結果をみるまで肉眼ではわかりません(モデリングライト機能があるものはある程度予測できます)。

    皆定常光なら幸せなような気もしますが
    太陽以外の人工の定常光では明るさがたりないうえに色に偏色があるものが多いので、落ち着いて細かく色調整し、長時間露光のできる静物の撮影以外には使いにくいものでした。

    近年偏色の少ない蛍光灯や、太陽光ライクなHMIなど映画撮影用の照明機材(当然定常光)の開発が発達したことから、写真業界にもその利便性が浸透してきました。更にデジタルの高感度化により、少々暗くても、光源に多少偏色があっても比較的簡単に対応できるようになったので、静物以外でも人工定常光での写真撮影が増えています。

    ストロボのメリットは、
    瞬間光なのでまずブレることはない(ないではないです)。ほとんど偏色がない。機材によっては太陽以上の大光量が得られるのでディフューズや間接光にして柔らかい光の演出(光が弱まる)しても十分な明るさです。電力効率がいい(乾電池で使えるものもあります)。他の照明機材に比べると機材がコンパクトで持ち運びしやすく専用スタジオ以外でも設置が容易。プロの業界で長年培った様々なノウハウがある。慣れると露出計の計測値で仕上がりの予測できます。

    たとえば、フロントトレペ(紗幕)を定常光でやろうとすると、経費も電力も、装置の大掛かりさもストロボの何倍にも跳ね上がる上に、明るさが全然足りないと思います。たぶん(そういう冒険はやったことないのですが)。

    長々と失礼いたしました。
    より詳しい方、至らぬところは訂正ください。

    Reply
  2. タクマクニヒロ

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    *Hollyさんへ
    今回も分かりやすい解説してくれてありがとう!
    どうやって説明していいのか分からなかったので、
    本当に助かりましたよ。
    これからもよろしくお願いしますからね(笑)

    Reply

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