フイルム感で撮る方法

By | 2015年4月27日

この写真は今発売されている プラスアクトミニに掲載されている写真です。

「フイルムで撮った空気感が出したい」と思って撮ったものです。

今、下の写真を見て「どこがフイルム感なの?」と思った人は、ごめんなさい

あくまで、僕が勝手に思ってるだけすから(笑)

デジタルカメラのAFで撮ると、ピントがガチッとあってしまうのでマニュアルで撮っています。

マニュアルでピントを合わすのは、合ってるかどうかわからない微妙な感じで、それはそれでおもいろいです(笑)

レンズも、いつも使ってる24〜70㎜ズームではなく、解放値が明るい単焦点の50㎜で

絞りは解放値のf1.4より少しだけ絞ったf2.8で、適正露出より1段くらい明るくしています。

ストロボを使わずに、この部屋の蛍光灯の光だけで撮っているので、ISO感度を2400まで上げています。

感度をISO2400まで上げてで撮っても、粒子が(デジタル用語でいうとノイズ)がキレイなので、撮影後にノイズを加えて、ざらざらにしています。

撮影時間は5分、この部屋を見れたのは撮影30分程前です。

撮影までの30分間に、「どこで、どうやって撮ろうかなぁ〜」と頭をフル回転させます。

この部屋の中で僕の目に写ったのは

「片付けられたテーブルと椅子」 「大きな鏡」 「ドア」 それに「広い床」でした。

それらを見て、僕の頭がフル回転します。

この時、目のいい人には、僕の頭から湯気がでてるのが見ると思います (ウソです)

「この壁一面の鏡おもしろい、使おう」

「キズだらけのドアもいい」

「椅子も1つだけ使おう」

「広い床も使おう」

などなどと、色んな絵が浮かんでくるのです。

その時には、この写真の映像が僕の頭の中にはすでに出来上がっているのです。

つまり撮影前に、僕の頭の中では必要なカットの80%は撮り終えている感じなのです。

あとは、被写体になる人とのセッションで生まれる

「あっ、その表情もいい」

「その動きいい」という感じでシャッターを押し続けるのです。

JAZZの仲間とセッションをやってる気分ですね。

5分間という短い時間でしたけど、とても楽しい時間を過ごすことができました。

それでは、今日も1日、今の自分がやるべきことにベストを尽くしましょう!!

150427-1.jpg
この小さな写真では粒子感がわかりませんけど、掲載誌で見てもらうとフイルムで撮ったような写真に見えます(多分ね)

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2 thoughts on “フイルム感で撮る方法

  1. ますいしんいち

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    タクマさんへ
    鏡の写真、らしさがとてもいいですね。ドアも臨場感が出ていて素敵です。
    タクマさんのゆげが感じられますい。

    Reply
  2. タクマクニヒロ

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    *ますいさんへ
    ゆげが見えましたか(笑)
    撮影時間5分は、少ないです「はい」

    Reply

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