前のブログに「撮影が早いと仕事が増える」という話をしました。
じゃぁ、撮影を早くするにはどうすればいいのか?
今回はその方法を書きます。
その方法と言っても、特別なことではありません(笑)
僕の場合は・・・
撮影前日までに、当日の撮影のシュミレーションをすることです。
僕の場合、撮るのは人なので
1−どんな表情の写真を撮りたいのか?
2−どんな動きの写真を撮りたいのか?
3−レンズは何ミリ?絞りはどうする?
4−どんな挨拶をして、どんなコミュニケーションをしながら撮るか?
5−スタジオの場合は、どんなライティングで撮りたいのか?
6−ハウススタジオやホテルや会議室だったら、自然光で撮るのか?
その場の光で撮るのか?ストロボで撮るのか?
7−ロケだったら、どんな場所なのか調べて
可能だったら事前にロケハンをして、どこで、どう撮るか?シュミレーションをする。
当日しかロケハンする時間がなければ、
早く現場に行って、どこでどう撮るかシュミレーションをする。
だいたい、こんな感じでシュミレーションしています。
僕の場合、この時点で70〜80%くらい頭の中で写真が撮れています(笑)
そして、撮影当日
被写体とのコミュニケーションを取りながら、残りの20〜30%を埋めていきます。
この被写体とのコミュニケーションを取りながら、残りの20〜30%を埋める作業は
楽しいのです。
これはJAZZでいうところの
基本的なコード進行は決まってるんだけど、
お互いのその場のノリで自由に変化していく
というジャムセッションみたいなものです。
だから、事前のシュミレーションとはまったく違った
より素敵な写真が撮れる場合も、よくあります(笑)
僕の場合は、こうやって撮影当日までに
頭の中で、どんな写真を撮るかシュミレーションしているから
当日悩むことがないので早いのです。
でも、
たまぁ〜に、コミュニケーションが上手くできなくて
残りの20〜30%がまったく埋まらないこともあります。
そんな時は「こんなこともある」と無理はしませんし、自分を責めません。
「あの状況でよくやった」とホメます(笑)
なぜなら、自分で自分を責めたらその日1日がダークになりますから。
それより、
次回、同じ状況になった時どう対処するか?と考えることにしています。
今日書いたことは
これはあくまで、僕にはあっていることで
あなたが・・・
「私は、何も決めないで当日のひらめきで撮りたい」というのでしたら
それでいいんですよ。
写真は数学ではないので
撮り方に「これが正解!」という答えはありません。
あなたが撮りたい方法が
あなたに撮っては正解なのです。
だから、自信を持ってあなた自身の「カメラマンへの道」を歩んで下さい。
それでは、今日も1日「笑う門には福来たる!」で過ごしましょう。
僕に何か聞きたいことがある人は、どのような些細なことでも大丈夫ですので、遠慮しないでコメント欄から質問して下さい。このブログへのコメントは、記事のタイトルをクリックし、記事の下のコメント欄よりご記入ください。
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タクマさんへ、
ジャムセッション、ボクもそう思います。
写真はカメラマンとモデルさんが一緒になって創造するもの。
独りよがりはいい結果が生まれません。
今日もありがとうございます。
ずっ〜と「笑門来福」
ますいさんへ
本当に「独りよがりはいい結果が生まれません。」ですね。