ストロボ2灯で撮れる、白バック飛ばし。

By | 2016年9月7日

左の写真は、「フロント紗幕+トップライト」で撮影しています。

フロント紗幕というのは、

ストロボの前に白い紗幕(布)とかトレペを垂らして撮るライティングのことです。

トップライトというのは、

被写体の頭の上から下に向けて飛ばすライティングのことです。

DVD1で紹介しているトップライトを使ってバック飛ばしをするライティングは、トップライトの飛ばし方を少し工夫するだけで

ストロボ1灯でバックの白ホリゾントも白く飛び、

なおかつ被写体のヘアーラインにも光が当たる、

とても便利な白バック飛ばしライティングです。

メインのフロント紗幕は、70インチ ホワイトアンブレラ(グラスファイバータイプ)1灯です。

というわけで、ストロボ2灯で撮れる白飛ばしライティングです。

DVD1を購入された方は、イラストと写真入りで解説している冊子の5Pで解説していますので、ご覧になって下さい。

 

左側の写真を見ると床に寝てもらってるように見えますけど、

本当はテーブルの上に白ケント紙を張って、テーブルに伏せてもらって撮影したものです。

その方がモデルさんもポーズを作りやすいし、

カメラマンも床に伏せなくていいので撮りやすいのです。

白ホリスタジオにいつも置いてるモノを使った

ポーズのバリエーションを知っていると、

スタジオで人物を撮影する時に

「ポーズに変化をつけたいけど、どうしよう?」って悩んだ時に役に立ちます。

DVD1を購入された方は、付録の冊子22Pに「スタジオでできる、色んなポーズ集」を紹介しているのでご覧になって下さい。

右の写真は、冊子の9Pに解説している「ストロボ直+トップライト」とまったく同じです。

ストロボ直というのは、

ストロボにカサとかソフトボックスなどのディヒューザーを付けない状態で

直接飛ばす時の名称です。

「ストロボ直」だけだと、人物の陰が出て背景がグレーになります。

それをトップライトを使うことで、人物のバックは白く飛んでキレイな色バック飛ばしライティングが作れるのです。

それも、ストロボ2灯で白バック飛ばしが撮れます。

右の写真は太陽光の下で撮ったような光で撮りたかったので、メインライトをストロボ直にしました。

左の写真は柔らかい表情を撮りたかったので、光が柔らかいフロン紗幕にしたというわけです。

これは決まりごとではないので、

あなたが強い光で撮りたいと思ったらそうすればいいだけです。

写真は数学ではないので「これが正解!」という答えはありません。

あなたの「私はこう撮りたい」が、あなたの答えなのです。

僕のDVD1〜6を購入された人は、タクマクニヒロにあなたが知りたいライティングの質問が無期限でできるという特典をぜひ、お使い下さい。

スタジオ撮影をする時はライティングも大切ですけど・・

一番大切なものは「どんな写真を撮りたいのか?」という、あなたのイメージ力です。

「どんな写真を撮りたいのか?」が決まれば、ライティングも決まり、

「どんな機材が必要なのか?」ということも決まってきます。

それでは、今日も1日、「笑う門には福来たる」の気持ちで過ごしましょう!!

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