この写真はDVD2の中で紹介している、プリモという定常光ライトで撮影しました。
このライトは、光の色が夕日のようなオレンジ色です。
撮ったそのままでは、写真全体がオレンジ色の写真になるので
撮影後に平常の色に変換しなければいけません。
一番いいのは、色温度がストロボに近いHMIなのですが、
HMIは使用料が高いので、
広告とかCDジャケットのような予算がある撮影でなければ使えません。
定常光ライトでLEDもありますけど
光量が僕には弱く感じるので、今回のような強い光を作りたい時は使用しません。
あと、スタジオで使用する大型のLEDは使用料がまだまだ高いですね。
というわけで
作りたいライティング、予算を考えた結果、プリモという定常光ライトを使うことを決めたわけです。
なぜ、ストロボを使わなかったのか?
理由は定常光はストロボと違って、スイッチを入れたらライトは光ったままなので
この写真で言うと、
2人の間のライトがどのように輝いているのか?を、
目視しながら撮影できるからです。
ストロボで同じようなライティングを作れないと言ってるのではありませんよ。
僕は、光の輝きをファインダーを覗きながら撮りたかったので、定常光を選んだというわけです。
それでは、今日も1日 「笑う門には福来たる!」の気分で過ごしましょう。
別冊+act. Vol.22 (ワニムックシリーズ 228)で表紙巻頭ページを撮らせてもらいました。
プリモを被写体の45度くらい斜め後ろの左右から、2人の背後に向けて顔の両側、髪の毛を輝かしています。
2人の真ん中からカメラに向けて、2人の間を輝かせています。
カメラ側から2人に向けて1台使用して合計5台使用しました。
さすがにスタジオが暑かったです(笑)
・使用レンズ、24〜70ミリズーム、f8、ISO感度3200
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