続き・・・

By | 2012年1月12日

もう1つスタジオであった出来事。

これも昨年の話です。

この日はスタジオの外は凄い雨でした。

そこへ、びしょびしょに濡れた上着を着た僕らの撮影スタッフのAさんがやって来たのです。

Aさんは、スタジオさんに上着を掛けておくハンガーをお願いして、スタジオの隅に掛けて置いたのです。

僕が「メイクルームでドライアー借りて乾かしたらどう?」と提案したのですが

「いや、撮影中うるさくなるからいいよ、あそこに掛けてたら少しは乾くでしょう」と言って、ハンガーにかけたままにしていたのです。

そして、撮影がスタート

僕は、次ぎのカットの為のライティングチェンジの間にAさんの濡れた服の事が気になって、スタジオの隅を見たのです・・・
すると、服がどこにも掛かっていないのです。

「あれっ、おかしいな」と思って、スタジオさんに「あの服どこかに移動した?」と聞きました。

「あっ、服ならこちらです」と廊下に案内されました。

なんと、廊下の隅に濡れた上着が掛かったハンガーをスタンドに立てて、その上着に向けて500Wのアイランプ(撮影で使う熱が出る定常光)がかざしてあったのです。

つまり、乾かしていたのです。

僕はスタジオさんの「これ、君がやってくれたの?」と聞いたら

「僕です、ダメだったでしょうか?」と言ったので

「いや、ありがとうね!!あれだったら、撮影が終わった頃乾いてるよ、それにしてもいいアイデアだね」
とお礼を言ったのです。

撮影が終わった頃に服は乾いてて、AさんもそのスタジオさんのB君に「ありがとう」とお礼を言って帰って行きました。

という出来事があったのです。

このスタジオさんは、僕たちの撮影スタッフの1人が困ってるのを見て、「自分なりになんとかしてあげたい」という想いで、僕たちが頼んでもいないのに廊下で濡れた服を静かに乾かしてくれていたのです。

濡れた服の持ち主も「いや~あのスタジオさんやるね~~」と喜んでいました。

僕も撮影が終わって帰り際に「B君、今日はありがとうね、カメラマンとして絶対に成功するよ!!」とお礼を言って帰途につきました。

B君は「ありがとうございます!!頑張ります!!」と満面の笑顔をしていました。

きのうのブログと今日のブログで登場したスタジオさん達は・・・

いつかカメラマンになった時に、撮影現場でどんなことがおきても必ず上手く対処できるカメラマンになると思います。

なぜなら、「目の前に起きてる出来事をクライアントさんの為になんとかしたい」という想いを持ってるからです。

撮影現場では、打ち合わせの時には考えられなかった、アクシデントが起こります。

そんな時に「これは規則ですから」「言われていませんから」と言って何もアクションを起こそうとしない人は・・・
いざ、撮影現場でアクシデントが起こった時に「打ち合わせの時には聞いてないので撮れません」の一言で終了、みたいなことになります。

今現在、プロカメラマンではなくても・・
今目の前で起きてることに対して、「なんとかしてあげよう」という意識がある人と
「聞いていませんから」「規則ですから」ということで、その場を終了させようとする人では・・・

数年後のプロとしての立ち位置はまったく違うものになっています。

これから、「カメラマンへの道」を歩もうとしている人・・・

また、すでに歩んでいる人も・・・

「自分はどうだろう?」と自問自答して下さい。

気がついた人は、100%修正できます。

修正することで、数年後のあなたは「あ~~カメラマンになってよかった~」というポジションに立っている筈です。

ただし、その時にカメラマンとしてクライアントさんが望む必要最低限のスキルは持っているという事が前提の話ですよ(笑)

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3 thoughts on “続き・・・

  1. ますいしんいち

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    素晴らしい光景ですね!きれいです!

    Reply
  2. AOZORA

    SECRET: 0
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    こんばんは^^

    「情けは人のためならず」
    という言葉がありますが、誰かにさりげなくした心遣いは、いずれ自分にも返ってきますよね^^

    周りの状況を把握して、今の自分は何をすべきか、何をしたらお客さんに喜んでもらえるのか、考える習慣を付けなければ、と感じました。

    Reply
  3. タクマクニヒロです

    SECRET: 0
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    *ますいさんへ
    空の上からの写真は滅多に撮れないので、飛行機に乗る時はいつも窓際の席を取っています(笑)
    ちなみに、この写真に写ってる山のず~と向こうは日本海です。

    Reply

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