これはホテルの中にある、小さな日本庭園で撮った写真です。
日本庭園なので、どちらを向いても和テイストです。
被写体が着ている服が和服かそれっぽい服装でしたら、背景をおもいっきり活かせるのですが、
普通の服なので「和」の庭には合いません。
ここで「この服でもいいじゃないですか？」と思った人は
あなたにとってはOKということです。
ただ、僕には
「違うな！」でしたので
できるだけの本庭園感がでないことを考えました。
このあたりの判断は、カメラマンがしていいのです。
撮影現場では
カメラマンが監督ですから
あなたは、自分の感性を信じて行動すればいいのです。
右側の写真は、背景の半分以上を樹木で隠しました（笑）
左側の写真は
僕が被写体の向こう側に移動して
被写体の下の方から上を向いて、背景を空バックにしました。
空バックと言っても高い木が多い茂ってるので、
葉の合間から漏れる空の光が
いい感じのボケ感を出しています。
単焦点ではなく、２４〜７０ミリのズームでも
そこそこ、いいボケ感がでてるでしょ？
背景に困った時は、
人物の下から空抜けの写真もいいですよ！
という話でした。
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これは今発売中の+act. ( プラスアクト )2018年 8月号で撮らせてもらった写真です。
レンズ24~70mmズーム・iso1600・ss1/160・f4(左の写真)・f5.6(右の写真)足元にある木の葉は、取らずにそのまま活かしました（笑）
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